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J-GLOBAL ID：201602220951050960   整理番号：16A0357513

地形・地質条件による土石流発生頻度のちがい

著者 (4件)： 鈴木素之 (山口大) ,  楮原京子 (山口大 教育) ,  阪口和之 (アジア航測) ,  松木宏彰 (復建調査設計)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 64  号： 4  ページ： 8-11  発行年： 2016年04月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 長年の歴史の中で発生した土石流のデータを,防災対策に反映させる試みを紹介した。豪雨災害の頻発する日本において,安心な暮らしを維持していくためには,過去の土石流の場所や範囲を明らかにし,後世に伝承することが重要である。研究アプローチは,放射性炭素年代測定法と古文書調査によった。山口県防府市,熊本県阿蘇市,東京都大島町,広島市阿佐地区を対象として,発生頻度を紹介した。

シソーラス用語： *土石流 ,  頻度 ,  発生 ,  *集中豪雨 ,  地滑り ,  地形 ,  地質 ,  *災害対策 ,  斜面
準シソーラス用語： *防災対策 ,  *発生頻度

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

引用文献 (19件)：

• 阪口和之・鈴木素之・松原輝明・兵動正幸:山口県防府市における土石流発生域の地形・地質特性と過去の土石流・崩壊発生サイクル,地盤工学会誌,Vol.62,No.9, pp. 26~29, 2013.
• Suzuki, M., Kagohara, K., Sakaguchi, K., Matsugi, H.: Formation of Sediment Production Areas and Recurrence Cycle of Debris Flows in the Cretaceous Granitic Region, Proc. of 8th Asian Rock Mechanics Symposium, 2014.
• 鈴木素之:山口大学時間学研究所編 時間学の構築I-防災と時間-,恒星社厚生閣,pp.87~123,2015.
• 鈴木素之・阪口和之・松木宏彰・楮原京子:時間防災学の視点による2009年7月防府災害および2014年8月広島災害における土石流の長期的発生頻度の推定について,地域性を考慮した地盤防災減災技術に関するシンポジウム,地盤工学会九州支部,pp.65~70,2015.
• 阪口和之・鈴木素之・松原輝明・高山陶子:平成21年7月に山口県防府市で発生した土砂災害における源頭部崩壊と土石流の状況とその地形的特徴,地盤工学ジャーナル,Vol.10,No.3,pp.403~404,2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： 地形 ,  地質 ,  土石流 ,  発生頻度