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J-GLOBAL ID:201602223111094434   整理番号:16A0881836

イタリアの地方特定品種保存施策(バイオネット計画を中心として)

著者 (1件):
資料名:
号: 736  ページ: 27-30  発行年: 2016年09月01日 
JST資料番号: Y0328A  ISSN: 0389-1348  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本の中山間地域と地理的環境が類似するイタリア東北部ベネト州で家畜品種を保全する活動である「バイオネット計画」を調査した。ベネト州では,ウシ1品種,ヒツジ4品種,家禽13品種が対象となっていた。家禽の保全は,3カ所の農業学校と1カ所の保存農場で維持管理が行われている。各品種を1カ所2家系,合計8家系が維持され,年1回近交が進まないよう1家系を他施設に移動しローテーションさせている。レンディーナ種牛はパドバ州固有の兼用種だが,主に乳用に用いられる中型種で,山岳高地の放牧に向いている。イタリア北部で5500頭が,夏季は高地の放牧地で,冬季は低地の牛舎で飼養されるのが一般的である。ブルリーナ種牛はベネト州の山岳部に500頭ほどが20軒弱の農家で飼養されるのみの希少品種である。古くから飼養され,もともとは兼用種だが,最近は乳用種となっている。山岳地帯の放牧地に適した強健な肢蹄が特徴で,近交を防ぐため凍結精液の採取と保管及び遺伝的液糖調査が行われている。ヒツジは肉用のアルパゴタ種がベネト州北部で2400頭ほどが飼養され,他品種も自然公園や周辺の農家で飼養され,うち1品種は農業高校でも保全されていた。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
飼育動物の育種  ,  牛  ,  羊,山羊  ,  鶏 

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