文献
J-GLOBAL ID:201602226375812175   整理番号:16A0836978

神経保護性のアセチルコリンエステラーゼ,ブチリルコリンエステラーゼ,およびアミロイド-β凝集新規阻害剤としての合成α,β不飽和カルボニルベースシクロヘキサノン誘導体の生物学的評価

Biological evaluation of synthetic α,β-unsaturated carbonyl based cyclohexanone derivatives as neuroprotective novel inhibitors of acetylcholinesterase, butyrylcholinesterase and amyloid-β aggregation
著者 (9件):
資料名:
巻: 24  号: 10  ページ: 2352-2359  発行年: 2016年05月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
単純縮合法によりα,β不飽和カルボニルベースの一連の新規シクロヘキサノン誘導体を合成し,全化合物を分光学的に特性化した。新規化合物のアセチルコリンエステラーゼ(AChE)およびブチリルコリンエステラーゼ(BuChE)に対する作用を評価した。またこれら化合物のin vitro細胞毒性および自己誘発性Aβ1-42凝集阻害活性についてもスクリーニングした。これらの化合物のアミロイドβ-誘発性細胞毒性に対する効果についても調べた。in vitro実験結果はこれら化合物の大部分がAChEおよび自己誘発性Aβ1-42凝集に対し強い阻害活性を示すことを明らかにした。3,5-ビス(2-ブロモ-3,4,5-トリメトキシ-ベンジリデン)-1-メチル-ピペリジン-4-オンは最高のAChE(IC50=0.037μM)阻害能を示した。さらに本化合物は自己誘発性Aβ1-42凝集で生じたAβ線維を76.6%解重合した。N-メチル-4-ピペリドンリンカーを含む化合物は標準薬であるドネペジルに比べて高いアセチルコリンエステラーゼおよび自己誘発性Aβ1-42凝集阻害活性を示した。本合成化合物による細胞の前処理でAβ誘発細胞死から細胞を最大92%保護した。まとめると,これら知見は本シリーズ化合物のうちの数種はAD治療のための有望な多機能薬になる可能性を示唆し,またシクロヘキサノン誘導体はAChEおよびBuChEの有望新規阻害薬として神経変性疾患治療に有用であることを示唆する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  シクロヘキサン系 
タイトルに関連する用語 (10件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る