抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Neocalanus cristatusは北太平洋亜寒帯域に優占する大型のカラヌス目カイアシ類であり,当該海域生態系において重要な役割を果たしている。本種は様々なマイクロプランクトンを摂食することが知られているが,実験環境下で見積もられた日間摂餌量は基礎代謝を支える量にも満たないことがほとんどであり,この原因の説明として,一般的なボトル実験の容器中(~2.5L)には十分に含まれていない大型サイズの餌料や沈降粒子などの重要性が指摘されてきた。本研究では,大型容器(13L)を用いた摂餌実験を行い,この仮説を検証すると同時に,本種の現場における摂餌生態を明らかにすることを目的とした。(著者抄録)