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J-GLOBAL ID：201602231892228527   整理番号：16A0559471

竹炭を用いた水質浄化材と爆砕竹繊維を用いた建設材料のLCAに関する研究

A Study on the LCA of Water Purification Methods Using Bamboo Charcoal and Construction Materials Using Blasted Bamboo Fiber

著者 (4件)： 神田沙英 (明石工高専) ,  SIA Mei Shen (大阪大) ,  新免友里子 (明石工高専) ,  渡部守義 (明石工高専)
資料名： 明石工業高等専門学校研究紀要(Web)  (Memoirs of National Institute of Technology, Akashi College, Japan (Web))
号： 57  ページ： 7-14 (WEB ONLY)  発行年： 2015年02月27日 
JST資料番号： U0144A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： まず竹炭を用いた水質浄化材に関したLCAを紹介した。竹材は加西市の竹林で間伐し,高収率低温炭化装置で燃焼させ竹炭を造った。同竹炭は破砕しネットに詰めて浄化材とした。また別ケースとして竹材はチッパー破砕し,竹林に撒いて処分したものである。両ケースの温暖化ガス排出量やコストを論じると共に,LCAの影響評価を実施した。次いで竹繊維を用いた建設材料についてもLCAを行った。竹繊維はコンクリートに混入したもので,混入に際し竹繊維は除糖しコンクリートの凝結遅延を防いだ。竹繊維混入コンクリートは繊維無混入のものに比べ,温度上昇が1~2°C低減するため地球温暖化対策に効果がある。しかし徐糖時の排水は水環境へ負荷をかけるため,LCAでは総合的な環境影響評価が必要となることを示唆した。

シソーラス用語： *活性炭 ,  固体燃料 ,  *竹類 ,  *浄水 ,  発破 ,  植物繊維 ,  建設材料 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  *繊維強化コンクリート ,  環境影響 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： 竹炭 ,  爆砕 ,  竹繊維

分類 (2件)： 用水の物理的処理  (SC02030T) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 竹炭 ,  水質浄化 ,  爆砕 ,  竹繊維 ,  建設材料 ,  LCA ,  研究