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J-GLOBAL ID:201602235222096200   整理番号:16A0559093

イオン化放射線誘導造血損傷に対する5-メトキシトリプタミン-α-リポ酸の保護効果

The Protective Effects of 5-Methoxytryptamine-α-lipoic Acid on Ionizing Radiation-Induced Hematopoietic Injury
著者 (8件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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抗酸化剤は,放射線誘導活性酸素種(ROS)を消去する能力により有望な放射能防御剤である。造血系は,その高い放射線感受性のため放射線研究で広く研究されている。本研究では,メラトニンとα-リポ酸から合成した5-メトキシトリプタミン-α-リポ酸(MLA)の,放射線誘導造血損傷に対する有益な効果を報告する。MLA投与は7.2Gyの全身放射線照射後マウスの生存率を有意に増強した。この結果は,MLAが著しく造血細胞の数とクローン形成能を増やすだけでなく,ヒストンH2AXリン酸化のフローサイトメトリー分析から決定したDNAの損傷も減少させることを示した。加えて,MLAはNOX4発現を阻害することにより造血細胞中のROSレベルを低下させた。これらのデータは,MLAが造血細胞中のDNAの損傷とROS生成を阻害し,造血細胞の数と機能を増やすことによって放射線誘導造血症候群を防止することを証明した。これらのデータはMLAが放射線傷害の保護のために有益なことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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基礎放射線医学  ,  人間に対する影響  ,  血液・体液作用薬の基礎研究  ,  放射線防護薬の基礎研究 

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