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J-GLOBAL ID:201602236533685323   整理番号:16A0625167

S1-S2リンカーはZmK2.1とKAT1の間の異なるpH感受性を決定する

The S1-S2 linker determines the distinct pH sensitivity between ZmK2.1 and KAT1
著者 (10件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 675-685  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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効率的気孔開口は,孔辺細胞へのK+流入を媒介するKAT型K+チャネルの活性化を必要とする。大部分のKAT型チャネルは細胞外酸性化によって機能的に促進される。しかし,配列および構造的ホモロジーにもかかわらず,ArabidopsisのKAT1のトウモロコシ対応物(ZmK2.1)はpH活性化に対し耐性である。これら対応物の差次的pH活性化に結びつく構造決定要因を理解するために,キメラチャネル,並びにZmK2.1およびその最も近いArabidopsisホモログKAT1の点突然変異を有するチャネルを分析した。S1-S2リンカーの交換は2つのチャネル間のpH感受性を変化させたことから,S1-S2リンカーはpH感受性に基本的に関与することが示唆された。リンカーの最初半分の置換と共にリンカーモチーフの中のD92突然変異の影響は,リンカーの完全な置換の影響と大いに似ていた。トポロジーモデリングから,S5領域の外側部分に位置する2つのシステインの中の1つはS1-S2リンカーと相互作用する有望な滴定可能群として役割を果たす可能性があると予測された。ZmK2.1とKAT1との間の差異は,滴定可能群からの安定化されたリンカーの距離の結果であると予測された。KAT1で,リンカーの中のK85残基は,pH活性化を可能にするC211と水素結合を形成した。逆に言えば,ZmK2.1のリンカーは離れて位置するため,当量滴定群(C208)と相互作用しなかった。以上から,KATチャネルの陽子活性化の既知の構造的要因に加え,この複雑な陽子活性化ネットワークに強く関与するこれまで未確認の成分を明らかにした。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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植物生理学一般 
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