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J-GLOBAL ID:201602236536642720   整理番号:16A1330592

普通のコイ(Cyprinus carpio)におけるTRIM32の分子特性,組織分布と発現,および潜在的抗ウイルス効果

Molecular Characterization, Tissue Distribution and Expression, and Potential Antiviral Effects of TRIM32 in the Common Carp (Cyprinus carpio)
著者 (16件):
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巻: 17  号: 10  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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3つのモチーフ含有蛋白質32(TRIM32) は,3つのモチーフ含有(TRIM)ファミリーに属し,RING(本当に興味深い新しい遺伝子)ドメイン,1つまたは2つのB-ボックスドメイン,および異なるC末端ドメインが続くコイルドコイルモチーフを含む多数の蛋白質から構成される。TRIMファミリーは,抗ウイルス活性を含む複数の細胞機能に関与することが知られている。しかし,一般的なコイ(Cyprinus carpio)のTRIM32が抗ウイルス作用を持っているかどうかは,現在は不明である。本研究では,コイからのTRIM32ホモローグの配列,発現,および抗ウイルス機能を解析した。TRIM32の全長をコードする配列領域をコイからクローニングした。その結果,TRIM32(mRNA)の発現が脳内で最も高く,胚の発育中に安定して発現し,コイウイルス感染によるコイ春季ウイルス(SVCV)感染症により,有意に増加することが示された。影響を受けたコイ上皮性細胞におけるTRIM32の一過性過剰発現は,対照群と比較してSVCV産生の有意な減少をもたらした。これらの結果は,in vivoおよびin vitroにおけるSVCV感染時に,宿主免疫応答を増強する際の,コイTRIM32の潜在的な重要な役割を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルスによる動物の伝染病  ,  生体防御と免疫系研究法 

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