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J-GLOBAL ID:201602236643746844   整理番号:16A0881240

IbMIPS1遺伝子の過剰発現はトランスジェニックサツマイモにおける耐塩性を増強する【Powered by NICT】

Overexpression of IbMIPS1 gene enhances salt tolerance in transgenic sweetpotato
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 271-281  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2625A  ISSN: 2095-3119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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myo-イノシトール-1-リン酸シンターゼ(MIPS)は,植物におけるmyo-イノシトールのde novo生合成の鍵となる律速酵素である。本研究では,IbMIPS1遺伝子はサツマイモ品種Xushu18に導入し,トランスジェニック植物は野生型(WT)と比較して有意に高い耐塩性を示した。IbMIPS1の過剰発現は,塩ストレス下で塩ストレス応答遺伝子,myo-イノシトールモノホスファターゼ(MIPP),ピロリン-5-カルボン酸シンターゼ(P5CS),ピロリン-5-カルボン酸レダクターゼ(P5CR),psbA,ホスホリブロキナーゼ(PRK),およびスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)遺伝子を含む,をアップレギュレーションした。イノシトールとプロリン含量,SODと光合成活性は有意に増加したが,マロンアルデヒド(MDA)およびH_2O_2含量はトランスジェニック植物で有意に減少した。これらの知見は,IbMIPS1遺伝子は塩ストレス応答遺伝子の発現を調節する,イノシトールとプロリンの含有量を増加させると光合成の活性を増強することによってサツマイモの耐塩性を増強するかもしれないことを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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酵素生理  ,  遺伝子発現  ,  酵素一般 
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