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J-GLOBAL ID:201602236724632705   整理番号:16A1094970

都市廃水処理用実物大膜バイオリアクタ(MBR)における菌類の多様性,個体群動力学及び共同体構造

Community structure, population dynamics and diversity of fungi in a full-scale membrane bioreactor (MBR) for urban wastewater treatment
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  ページ: 507-519  発行年: 2016年11月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2009年夏,2009年秋,2010年夏そして2012年冬の4期間,実物大膜バイオリアクタ(MBR)を様々な条件下で運転し,菌類の多様性,個体群動力学及び共同体構造を監視した。その際,分子マーカーとして,18S-rRNA遺伝子と遺伝子間転写スペーサー(ITS-2領域),及び,温度勾配ゲル電気泳動と454-ピロシーケンスの結合を用いた。全体と代謝活性菌類個体群のフィンガープリントを,共同体DNAとレトロ転写RNA各々から,分子マーカーの増幅で得た。フィンガープリントと454-ピロシーケンスから,淡水環境での菌類多様性知見と一致して,低数品種から構成される動的菌類共同体のMBR保護が証拠づけられた。又,数少ない支配系統型を持つ中から高レベルの機能性組織を示した。環境変数と運転パラメータ変化と強く相関して,個体群シフトが起こり,pHが最高レベル原因に寄与していた。検出された系統型は異なる9種の菌類系統に割り当てられ,共同体の主なものは,Ascomycota,Basidiomycota及びChytridiomycota/Blastocladiomycotaであった。多かった菌類系統型は,SaccharomycetesとChytridiomycete/Blastocladiomycetesと結びつき,これらは実験期間を通じ豊度が高く,拮抗傾向を示した。活性スラッジで同定された菌類は,有機物と微量有機汚染物質分解に関与する属,並びに,起泡や汚損などの運転課題を起こす可能性のある両型菌類属にも密接に関連していた。ヒトや植物病原菌の属に密接に関連する系統型も検出された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  微生物形態学・分類学  ,  微生物の生態 

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