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J-GLOBAL ID:201602236839994385   整理番号:16A0742314

MgOとMgO/TiO2複合体のヒ酸塩除去メカニズムに関する比較研究:FTIRとXPS分析

Comparative study on arsenate removal mechanism of MgO and MgO/TiO2 composites: FTIR and XPS analysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 2878-2885  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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分子メカニズムを明らかにするために,粉末X線回折(XRD),透過型電子顕微鏡(TEM),Fourier変換赤外分光法(FTIR),X線光電子分光法(XPS),およびゼータ電位分析により,酸化マグネシウム(MgO)と酸化マグネシウム/酸化チタン(MgO/TiO2)吸着剤上へのヒ酸(As(V))イオンの吸着を調べた。空気中の水と二酸化炭素分子はMgOとTiO2の表面構造を変更し,これはMg(OH)2の形成と表面の炭酸塩状種をもたらした。酸化マグネシウムの表面には,As(V)の除去に寄与しない,単座炭酸塩,重炭酸塩と二座炭酸塩が形成した。形成したMg(OH)2は,XRDとFTIRにより確認されたように,As(V)と直接反応しヒ酸マグネシウムを形成した。TiO2の表面では,FTIRにより単座炭酸塩,重炭酸塩とCO2-種を確認した。FTIRにより測定し,XPS C 1sスペクトルからの計算により定量化したように,中でも表面の単座炭酸塩種は,As(V)イオンに対するイオン交換プロセスに参加した。844cm-1(As-O結合)と808cm-1(As-OTi結合)でのFTIRバンドの発生は,プロトン化二座二核錯体(TiO)2AsO(OH)が,おそらくTiO2表面の優占種であることを示唆した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着剤  ,  塩基,金属酸化物  ,  用水の物理的処理 

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