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J-GLOBAL ID:201602237021442026   整理番号:16A1346836

トキシコゲノミクスおよび毒性学的アプローチによるCalophyllum brasiliense由来のソウラツロリドとマンマエア(A/BA+A/BB)クマリン類のリスク評価

Risk assessment of Soulatrolide and Mammea (A/BA+A/BB) coumarins from Calophyllum brasiliense by a toxicogenomic and toxicological approach
著者 (12件):
資料名:
巻: 91  ページ: 117-129  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Calophyllum brasiliense(テリハボク属)は中央と南アメリカに分布する熱帯雨林樹木であり,4環ジピラノクマリン(ソウラツロリド)とマンマエア型クマリン類の重要な資源である。ソウラツロリドはHIV-1逆転写酵素の強力な阻害剤でありMycobacterium tuberculosisに対して活性を示す。一方,マンマエアA/BAとA/BBは純粋または混合物として幾つかのヒト白血病細胞株とTrypanosoma cruziとLeishmania amazonensisに対して高度に活性である。それにもかかわらず,それらの安全性プロファイルを評価した研究はほとんどない。本研究では,両タイプの化合物のトキシコゲノミクスおよび毒性学的解析を実施した。ソウラツロリドとマンマエアA/BA+A/BB混合物(2.1)はLorkeアッセイ分類に基づくと,若干毒性であった(DL50>3000mg/kg)。短期投与後(毎日100mg/kg,1週間)の肝臓トキシコゲノミクス解析によれば,マンマエアクマリンに対して46遺伝子がアップ,72遺伝子がダウンレギュレートされ,そしてソウラツロリドについて665遺伝子がアップ,1077遺伝子がダウンレギュレートされたことが分かった。遺伝子富化解析により,両化合物について薬物代謝に関与する転写産物を同定した。加えて,蛋白質-蛋白質相互作用を通したネットワーク解析とTUNELアッセイによる組織評価と組織学的解析によれば,処置後に肝臓と腎臓と脾臓において組織損傷がないことが分かった。本結果は,両タイプのクマリン類が安全性プロファイルを示し,その治療能を明らかにするためのさらなる前臨床研究におけるそれらの使用を支持することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  ピランの縮合誘導体  ,  有機化合物の毒性 
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