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J-GLOBAL ID:201602237067978998   整理番号:16A0598713

エポキシ樹脂の一成分難燃性硬化剤としてのピペラジン改質ポリリン酸アンモニウム:難燃性,硬化挙動および機械的特性

Piperazine-modified ammonium polyphosphate as monocomponent flame-retardant hardener for epoxy resin: flame retardance, curing behavior and mechanical property
著者 (7件):
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巻:号: 17  ページ: 3003-3012  発行年: 2016年05月07日 
JST資料番号: W2349A  ISSN: 1759-9954  CODEN: PCOHC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高度に耐火性のエポキシ樹脂(EP)を得るために,複数の活性-NH-基を有するピペラジン改質ポリリン酸アンモニウム(PAz-APP)を,高効率の難燃性硬化剤として合成し,そして用いた。一成分硬化剤としてのPAz-APPによる硬化後に,三級アミノ基およびエーテル結合の両方を含む架橋ネットワークが得られ,それは2つのガラス転移を生じた。リン含有無機部分のおかげで,PAz-APPは,EPシステムに優れた難燃性と煙抑制効率をもたらした。硬化サンプルは,わずか7.5%のPAz-APPの添加でV-0評価(UL-94)をパスした。円錐熱量測定結果は,PAz/EP(標準サンプルとして)と比較して,PAz-APP 15/EP(15wt%添加)のピーク放熱速度(PHRR)および全煙発生量(TSP)の両方が,それぞれ81.5%および80.0%までシャープに減少することを示唆した。異なる温度での分解残渣の化学構造を分析することによって,PAz-APPが,リンに富んだチャーの形成により,濃縮相中で主に難燃剤として働くことが分かった。動的機械分析(DMA)は,PAz-APP 15/EPの主ガラス転移温度(Tg)が,162.4°C程度に高いことを示した。さらに,PAz-APPの導入は,機械的特性を悪化させず,逆に,衝撃強度を改善した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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高分子と低分子との反応  ,  エポキシ樹脂  ,  高分子固体のその他の性質 

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