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J-GLOBAL ID：201602237157137261   整理番号：16A0880355

ラットにおける椎弓切除術後の硬膜外瘢痕接着の予防のための薬剤を伴うまたは伴わない注射可能なヒドロゲル【Powered by NICT】

An Injectable Hydrogel with or without Drugs for Prevention of Epidural Scar Adhesion after Laminectomy in Rats

著者 (8件)： Chen Lin (Fudan University) ,  Li Xiangqian (Department of Orthopaedic Surgery, Zhongshan Hospital, Fudan University) ,  Cao Luping (Fudan University) ,  Li Xilei (Fudan University) ,  Meng Junrong (Department of Orthopaedic Surgery, Zhongshan Hospital, Fudan University) ,  Dong Jian (Department of Orthopaedic Surgery, Zhongshan Hospital, Fudan University) ,  Yu Lin (Fudan University) ,  Ding Jiandong (Fudan University)
資料名： Chinese Journal of Polymer Science  (Chinese Journal of Polymer Science)
巻： 34  号： 2  ページ： 147-163  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2566A  ISSN： 0256-7679  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硬膜外瘢痕は脊椎椎弓切除術後の欠陥における必然的に起こり,このようにしてそれを防止または低減化するかが,困難な話題となっている。本研究では,注射可能なヒドロゲルとそのデキサメタゾン(DEX)を負荷したヒドロゲル系を採用して,椎弓切除ラットモデルにおける硬膜外瘢痕を防止した。ポリ(D,L-acid-co-グリコール酸)-ポリ(エチレングリコール)-ポリ(D,L-乳酸-co-グリコール酸)(PLGA-PEG-PLGA)トリブロック共重合体からなるヒドロゲル系は室温で易流動性ゾルであり,自発的に体温で半固体ゲルに変化した。腰椎3椎弓切除術は,Sprague Dawley(SD)ラットで行い,硬膜外瘢痕形成を防止する薬物なしで注射可能なヒドロゲルの有効性は1か月術後で肉眼解剖学的および組織学的検査により評価した。結果は,ヒドロゲルのみの使用は硬膜外瘢痕を有意に減少させることを示したが,DEX搭載ヒドロゲルの有効性は薬物の不規則な用量依存性を示し,も不適切な薬物用量は負の結果をもたらした。それ故,本研究は,PLGA PEGPLGAヒドロゲルは硬膜外瘢痕を減少させる障壁デバイスとしての可能性を持つことを確認し,椎弓切除術欠陥における手術癒着を防ぐためにステロイドホルモンDEXの持続的デリバリーは複雑であることを明らかにした。さらに,in vivo研究は,また研究者を想起させるホルモン剤の不規則な用量依存性に注意を払う。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 癒着 ,  体温 ,  *硬膜 ,  *ヒドロゲル ,  ステロイドホルモン ,  *ゲル ,  *瘢痕 ,  組織診 ,  脊柱 ,  腰椎 ,  流動性 ,  *椎弓切除
準シソーラス用語： 用量依存性 ,  瘢痕形成 ,  *注射 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 熱可逆ヒドロゲル ,  硬膜外瘢痕 ,  椎弓切除術 ,  ステロイドホルモン

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (8件)： ラット ,  椎弓切除術 ,  硬膜 ,  瘢痕 ,  予防 ,  薬剤 ,  注射 ,  ヒドロゲル