文献
J-GLOBAL ID:201602237285051834   整理番号:16A0831993

高性能増殖阻害を目的とする細胞表層におけるポリマー-ペプチドの温度制御性in situ相転移

Thermo-Controlled in Situ Phase Transition of Polymer-Peptides on Cell Surfaces for High-Performance Proliferative Inhibition
著者 (13件):
資料名:
巻:号: 27  ページ: 17016-17022  発行年: 2016年07月13日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
乳癌細胞表層にあるHER2受容体の標的ペプチド(CGKGGMSRTMSG)を疎水性ビスピレン分子(BP)に接続して官能基対モチーフ(HBP)を得た。即ちHBPを温度応答性重合体,ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAAm)に結合させ,温度感受性と制御可能性の両機能をHER2標的ペプチドに付与した。HBPと温度応答性重合体を分子比を1で接合して得た複合体(PBP1)をスクリーニングし,生理的温度37.4°Cを臨海溶融温度(LCST)を持つPBP1を得た。LCST以上の温度では,PNIPAAm重合体が分解しHBPの凝集反応を遮断する。LCST以下の温度では合成共重合体が相転移をもたらし,HBTを水溶液に曝露してHBP凝集を可能にした。SK-BR-3細胞表層上の共重合体におけるin situ相転移はSEMおよびEDS分光分析によってその性質を調べた。共重合体のin situ相転移とHBPの凝集はHER2受容体のクラスタ化を促進し,乳癌細胞(SK-BR-3)の高性能増殖阻害をもたらすを示した。本論文では細胞表層上に存在する受容体をクラスタ化し細胞増殖を制御するための有効な温度制御性アプローチを提案した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  細胞分裂・増殖 

前のページに戻る