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J-GLOBAL ID:201602240473176607   整理番号:16A0881905

降雪を伴う吹雪時の吹雪量の推定手法に関する研究

A Method for Estimating Snow Transport Rates during Blowing Snow with Snowfall
著者 (1件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 255-268  発行年: 2016年09月15日 
JST資料番号: G0017A  ISSN: 0373-1006  CODEN: SPYOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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吹雪対策を効果的に整備するためには,吹雪危険度の定量的な把握が必要である。この際,指標として吹雪量が用いられるが,吹雪量は直接計測することが難しいため,風速と吹雪量の経験式を用いて風速から推定される。しかし既往の経験式には降雪強度が考慮されていない。一方,我が国のように降雪の多い地域で,吹雪量を把握するためには,降雪強度を考慮することが必要と考えられる。そこで,本研究では降雪を伴う吹雪時の吹雪量推定手法を導き,その適用可能性を検討した。まず,全層の吹雪量を,浮遊層の吹雪量と跳躍層の吹雪量の和と仮定した。浮遊層においては,飛雪空間密度と風速の積を高さ方向に積分して吹雪量を計算する手法を導いた。また,跳躍層の吹雪量は,既往研究の中からKobayashi(1972)の経験式を採用した。これらの手法により推定した吹雪量を,飛雪流量の実測値から求めた吹雪量と比較した結果,両者は概ね一致した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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雪氷学 
引用文献 (31件):
  • Bagnold R. A., 1941: The Physics of Blown Sand and Desert Dunes. London, Methuen and Co. ltd, 265 pp.
  • Budd W. F., 1966 The Drifting of Nonuniform Snow Particles. Studies in Antarctic Meteorology, American Geophysical Union, Antarctic Research Series, 9, 59-70.
  • Budd W. F., Dingle W. R. and Radok, U, 1966: The Byrd snow drift project: outline and basic results. Studies in Antarctic Meteorology, American Geophysical Union. Antarctic Research Series, 9, 71-134.
  • 寒地土木研究所,2011:道路吹雪対策マニュアル,508pp.
  • 金田安弘・前野紀一,1981:吹雪における熱伝達係数の測定,低温科学・物理編,39,33-47.
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