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J-GLOBAL ID:201602240855553904   整理番号:16A0561196

プロフィリンの発現は骨芽細胞において骨形成タンパク質(BMP)により調節される

Profilin Expression Is Regulated by Bone Morphogenetic Protein (BMP) in Osteoblastic Cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 621-628  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プロフィリン1(Pfn1)は細胞骨格の再編成および移動を調節するが,骨芽細胞におけるその役割は知られていない。BMP(骨形成タンパク質)は骨芽細胞分化に関与する多機能サイトカインであり,骨再生や修復を促進する。幾つかの分子がBMPシグナリングを調整することが知られているが,骨芽細胞機能におけるBMP作用のレベルを決定する機構は未だ不完全にしか分かっていない。筆者らは従って,骨芽細胞におけるPfn1の発現と,骨芽細胞でBMPが誘導する分化におけるその役割を調べる。骨芽細胞MC3T3-E1(MC)において,Pfn1 mRNAは構成的に発現し,その発現レベルはアルカリホスファターゼ活性の増加と反対に時間依存的に培養の間に減少する。これはPfn1の発現が分化と共に下方調節されることを明らかにする。Pfn1の発現に対する骨芽細胞分化の効果を更に試験するため,MC細胞をBMPで処理する。BMP処理はPfn1 mRNAのレベルを抑制する。BMPのこの抑制効果は時間依存的であり,BMP処理をより長い時間続けたとき,Pfn1 mRNAレベルの更なる下方調節が観察される。siRNAによるPfn1 mRNAのノックダウン(KD)はMC細胞におけるアルカリホスファターゼ(Alp)活性のBMPが誘導する増加を増強する。その調節機構を分析するために,Alp mRNAレベルを調べる。Pfn1 KDはAlp mRNAの発現レベルのBMPが誘導する増加を増強する。更に,Pfn1 KDは骨芽細胞において,BMP応答配列を介したルシフェラーゼレポーター活性のBMPが誘導する転写発現を増強する。これらのデータは,Pfn1がBMPの新しい標的であり,転写イベントを少なくとも部分的に介して骨芽細胞のBMPが誘導する分化を抑制することを示す。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
骨格系  ,  生物学的機能 

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