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J-GLOBAL ID：201602240913806333   整理番号：16A1253773

痔瘻患者の特徴的微小RNA発現の検出と分析【JST・京大機械翻訳】

Detection and analysis of the characteristic expression of microRNAs of anal fistula patients

著者 (7件)： Qiu Jianming (Department of Coloproctology, The Third People’s Hospital of Hangzhou) ,  Yu Jiping (Department of Coloproctology, The Third People’s Hospital of Hangzhou) ,  Yang Guangen (Department of Coloproctology, The Third People’s Hospital of Hangzhou) ,  Xu Kan (Department of Coloproctology, The Third People’s Hospital of Hangzhou) ,  Tao Yong (Department of Coloproctology, The Third People’s Hospital of Hangzhou) ,  Lin Ali (Department of Coloproctology, The Third People’s Hospital of Hangzhou) ,  Wang Dong (Department of Coloproctology, The Third People’s Hospital of Hangzhou)
資料名： Zhonghua Weichang Waike Zazhi  (Zhonghua Weichang Waike Zazhi)
巻： 19  号： 7  ページ： 789-792  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2796A  ISSN： 1671-0274  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】痔瘻患者における特徴的微小RNA(MIRNA)発現プロファイルを検出し,その標的遺伝子と臨床的意義を調査する。方法:2014年3月~12月に杭州市第三人民病院の肛門外科手術を受けた3例の痔瘻と混合痔切除手術患者の核近位肛門管粘膜標本(肛Lou組)を収集した。また、年齢、性別と体の質とそれにマッチした単純混合痔手術を行った3例の患者の肛門管粘膜標本を対照とした(対照群)。MIRNAマイクロアレイチップを用いて、両組の肛門粘膜の1個のMIRNASの発現差異を比較し、クラスター分析によりMIRNASの凝集性(差異遺伝子のスクリーニング基準:P≦0.05、変化倍数≧2あるいは≦0.5)を分析した。DIANAMT、,、MIRDB、MIRWALKなどの10種類の予測ソフトを用いて、MIRNASMIRNASの標的遺伝子を予測し、総合採点を行い、予測スコアが最も高い遺伝子を確定した。遺伝子オントロジー(GO)を用いて,標的遺伝子に関連する生物学的過程を分析した。免疫組織化学的方法を用いて,2つの群の肛門管粘膜における中分値遺伝子の蛋白質発現を検出した。結果:肛Lou組患者の1個のMIRNAのうち、13個のMIRNAは対照組と顕著な差異が見られ、その中で肛Lou組は2個をアップレギュレーションし、11個をダウンレギュレーションした。対応するT検定により、肛Lou組におけるMIR-3509のアップレギュレーションは対照群の5.98倍(P=0.0231)であり、MIR-181A-2-3Pは0.13倍(P=0.0067)低下し、差異発現が最も大きいMIRNAであることが分かった。更なるクラスタ分析により,上方制御されたHSA-MIR-3509とHSA-MIR-6086の相対的発現量は,2つの群の間で一貫していることが示された。11のMIRNASにおいて,MIR-L25B-L-3PとMIR-548Qの発現は類似していた。その他の9つの発現は類似している:(HSA-MIR-1185-L-3P,HSA-MIR-532-3P,HSA-MIR-1233-5P,HSA-MIR-149-5P,HSA-MIR-99B-3P,HSA-MIR-99B-3P,HSA-MIR-181A-2-3P)。13の異なるMIRNASに対して標的遺伝子の予測分析を行い、そのうちの7つ(53.8%)MIRNASは標的遺伝子を予測でき、合計104個の標的遺伝子が予測された。他の6つの(46.2%)MIRNASは標的遺伝子を予測することができなかった。予測スコアが最も高いのはキチナーゼ遺伝子1(CHITL)であり,その対応する差異MIRNAはHSA-MIR-769-5P(R=-0.94286,P=0.0167)であった。遺伝子オントロジー(GO)の濃縮分析結果により、この104個の標的遺伝子と最も関連する生物学的過程には、角質化、免疫反応とシグナル伝達などが含まれることが示された。免疫組織化学的染色により,痔瘻1の発現は,痔瘻群の方が対照群よりも有意に高かった(P<0.01)ことを示した。結論:痔瘻患者に特徴的なMIRNA発現が存在し、それは痔瘻の発病過程において一定の役割を果たす可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 肛門 ,  *患者 ,  アップレギュレーション ,  スクリーニング ,  *RNA【核酸】 ,  クラスタ分析 ,  ダウンレギュレーション ,  免疫組織化学 ,  遺伝子 ,  *肛門瘻 ,  発病
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  遺伝子オントロジー ,  標的遺伝子 ,  遺伝子発現プロファイリング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： Anal fistula ,  MicroRNA ,  Target genes

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 痔瘻 ,  患者 ,  微小 ,  RNA ,  発現 ,  分析