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J-GLOBAL ID:201602241113352159   整理番号:16A0568512

キレート化Fe(II)で活性化された過炭酸ナトリウムによる水溶液中のベンゼンの高度分解

Enhanced degradation of benzene in aqueous solution by sodium percarbonate activated with chelated-Fe(II)
著者 (10件):
資料名:
巻: 285  ページ: 180-188  発行年: 2016年02月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では地下水浄化でベンゼンの分解を促進するための様々なキレート化Fe(II)を触媒とする過炭酸ナトリウム(SPC)の適用を研究した。ベンゼンの効果的な酸化がCIT/SPC/Fe(II)系とOA/SPC/Fe(II)系で達成された。CIT/SPC/Fe(II)系とOA/SPC/Fe(II)系でのベンゼン分解の反応機構を,フリーラジカルプローブ化合物試験,フリーラジカルスカベンジャー試験及び電子常磁性共鳴(EPR)分析によって明らかにした。ヒドロキシルラジカル(HO)及びスーパーオキシドアニオンラジカル(O2・ー)が,ベンゼン分解の原因となる重要な化学種であると確認された。更に,アニオン(Cl-,HCO3-,SO42-及びNO3-)の存在,天然有機物質(NOM),及び初期溶液pHを含む溶液特性のような様々な因子のベンゼン分解に及ぼす影響も評価した。SO42-,NO3-,Cl-及びNOMで生じた影響は無視できたが,HCO3-アニオンは低濃度でわずかに抑制効果を,高濃度(10-100mM)では明らかな抑制効果を有していた。しかし,CITとOAの添加でHCO3-の負の影響が除かれ広いpH範囲で高いベンゼン分解効率が確保された。最後に,実地下水試験で得られた結果からFe(II)-CIT及びFe(II)-OAを触媒とするSPC系が実際にベンゼン汚染地下水の浄化に適用できることがはっきりと示された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
芳香族単環炭化水素  ,  均一系触媒反応  ,  下水,廃水の化学的処理 

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