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J-GLOBAL ID：201602241354001742   整理番号：16A1252909

ラットの血漿,脳脊髄液および海馬におけるレプチンの発現に及ぼす慢性鉛曝露の影響を研究した。【JST・京大機械翻訳】

Influence of chronic lead exposure in rats during the developmental stage on expression of leptin in plasma, cerebrospinal fluid, and hippocampus

著者 (4件)： Shi Xuemei (Department of Laboratory, West China Second University Hospital, Sichuan University) ,  Fu Yawen (Department of Laboratory, West China Second University Hospital, Sichuan University) ,  Huang Lairong (Department of Laboratory, West China Second University Hospital, Sichuan University) ,  Yang Hui (Department of Laboratory, West China Second University Hospital, Sichuan University)
資料名： Zhongguo Dangdai Erke Zazhi  (Zhongguo Dangdai Erke Zazhi)
巻： 18  号： 8  ページ： 762-769  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2761A  ISSN： 1008-8830  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】ラットの血漿,脳脊髄液,および海馬におけるレプチン発現に及ぼす鉛曝露の影響を研究し,レプチンが鉛曝露によって誘発される認知障害の機構に関連するかどうかを探る。方法:ラットの飲料水に酢酸鉛を添加することにより、ラットの認知障害モデルを作製し、飲用水中の酢酸鉛の濃度によって、対照群(0PPM)、低(50PPM)、中鉛組(200PPM)と高(1000PPM)に分けることができる。各グループは16匹であった。ラットの血漿,脳脊髄液および海馬における鉛含有量を,原子吸光分析によって検出した。血漿と脳脊髄液におけるレプチンのレベルは,ELISAによって測定した。海馬組織におけるレプチンの分布を免疫組織化学によって観察した。ウエスタンブロット法を用いて,ラット海馬におけるレプチン蛋白質の相対的定量的分析を行った。【結果】対照群と比較して,鉛曝露群の血漿,脳脊髄液および海馬における鉛含有量は増加したが,血漿および脳脊髄液中の鉛濃度は減少した(P<0.05)。免疫組織化学の結果により、レプチンは主に海馬CA領域の錐体神経細胞の細胞質に分布していることが示された。ウエスタンブロットの結果は,3つの鉛曝露群の海馬におけるレプチン蛋白質の発現レベルが対照群と比較してわずかに増加したが,有意差が全くなかったことを示した(P>0.05)。結論:鉛曝露はラットの血漿と脳の鉛レベルを低下させることができ、これは鉛暴露によるラットの認知能力損傷の機序と関係がある可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *髄液 ,  ELISA ,  定量的分析 ,  *海馬 ,  免疫組織化学 ,  錐体 ,  *鉛 ,  *レプチン ,  ウェスタンブロット法 ,  飲用水 ,  *血漿 ,  原子吸光分析 ,  鉛化合物 ,  脂肪酸 ,  カルボン酸塩
準シソーラス用語： 認知障害 ,  *鉛曝露 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Lead exposure ,  Leptin ,  Hippocampus ,  Cognitive ability ,  Rats

分類 (1件)： 金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V)

物質索引 (1件)： 酢酸鉛

タイトルに関連する用語 (9件)： ラット ,  血漿 ,  脳脊髄液 ,  海馬 ,  レプチン ,  発現 ,  慢性 ,  鉛曝露 ,  研究