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J-GLOBAL ID:201602241510511663   整理番号:16A1157107

内モンゴルの半乾燥草原における土壌水分の降水パターン変化への応答【JST・京大機械翻訳】

Responses of soil moisture to precipitation pattern change in semiarid grasslands in Nei Mongol, China
著者 (5件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 658-668  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2144A  ISSN: 1005-264X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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地球気候変動の背景の下で、中国北方の半乾燥地域の降水パターンは季節と年間の降水変動の増強と極端な降水事件の増加の傾向を呈している。水分は半乾燥草原の主な制限因子であり、降水パターンの変化による土壌水分状況の変化は必ず生態系の構造と機能に顕著な影響を与えている。本研究では、内モンゴルのPAEONIAとシリンホトの2つの典型的な半乾燥草原群落を選び、2006-2013年の降水とマルチレベルの土壌(0-10CM、10CM、20CM、30CMと50CM)の含水量連続観測データを分析した。降雨パターンの変化が土壌水分状況及び垂直分布に与える影響、特に土壌水分が降水事件に対するパルス応答過程を研究した。結果は以下を示す。二つのステーションの土壌含水量はいずれも顕著な季節と年間の変動を示し、その中、土壌表層の0~10CMの水分の変動は更に激しくなった。シリンホトの50CM土壌層の含水量の変動は比較的大きく、主に春季の融雪の影響による。年間の0~10CMの土壌含水量と降雨量の間には正の相関があり,下層(10~50CM)の土壌含水量と降雨量の間には有意な相関はなかった。研究により、2MMの降水事件は2つのステーションの表層0~10CMの土壌含水量の上昇を引き起こすことができ、即ちこの地区の有効降水量は日降水量>2MMであることが分かった。表層土の0~10CMの土壌含水量は、独立降水事件に対するインパルス応答は指数方程式によってよく適合することができる。降水量の大きさは降水後の表層0~10CMの土壌含水量の最大増加と持続時間を決定し、同時にこのパルス応答過程は降水前の土壌含水量の影響を受けるが、この過程では植生因子(葉面積指数)の顕著な影響は見られない。降水後の水の深さと深さの土壌含水量の増加は主に降水事件の大きさによって支配され、同時に降水前の土壌含水量の影響を受ける。PAEONIAとシリンホトでは,平均降水量は1MMごとに増加し,浸透深さは1.06と0.79CM増加した。このことから、内モンゴルの半乾燥草原において、降水事件の大きさと降水前の土壌乾湿状況は土壌水分による降水応答に影響する主な要因であり、植生因子の影響は小さいと考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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土壌物理  ,  植物生態学  ,  水文学一般  ,  気候学,気候変動 
タイトルに関連する用語 (5件):
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