抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,筆者の経験をふまえて大学研究者が地域貢献へ関わる意義と課題を明らかにすることである。明らかとなったのは以下の諸点である。第1に,大学研究者が地域貢献活動へ関わる意義は,1)研究領域を拡大できること,2)幅広い人脈を構築できること,3)活動から満足感を得られること,である。第2に,大学研究者による地域貢献活動は研究者個人の意志と責任にもとづいて行われており,その負担が増えれば活動に対するインセンティブは低下せざるをえない。第3に,こうした問題を解決するためには,地域貢献活動を大学の教育活動の一環として正式に位置づけることが必要である。(著者抄録)