文献
J-GLOBAL ID:201602245300700361   整理番号:16A0627211

マウスチリダニ喘息モデルにおけるアレルギー性炎症の発症は難消化性オリゴ糖及びBifidobacterium breve M-16Vのシンビオティック混合物により抑制される

The development of allergic inflammation in a murine house dust mite asthma model is suppressed by synbiotic mixtures of non-digestible oligosaccharides and Bifidobacterium breve M-16V
著者 (9件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1141-1151  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的 アレルギー性喘息の発症及び重症度は上昇しており,この疾患を予防または治療する新規戦略が必要である。本研究は,チリダニ(HDM)誘発性アレルギー性喘息の動物モデルにおけるアレルギー性気道炎症の発症に及ぼすBifidobacterium breve M-16V(BB)と組み合わせた難消化性オリゴ糖種々の混合物の影響を検討した。方法 BALB/cマウスはHDMで鼻腔内(i.n.)感作し,その後PBSまたはHDMで攻撃し(i.n.),同時にBBまたは,等カロリーの同一対照飼料と組み合わせた種々のオリゴ糖混合物を含む飼料を給与した。気管支肺胞洗浄液(BALF)炎症性細胞流入,肺ホモジネート中のケモカイン及びサイトカインの濃度及びex vivoでHDM再刺激した肺細胞の上清を分析した。結果 好酸球及びリンパ球のHDM誘発性流入は,単鎖及び長鎖フルクトオリゴ糖及びBB(FFBB)含有飼料により減少した。さらにHDM誘発性細胞流入,IL-33,CCL17,CCL22,IL-6,IL-13及びIL-5の濃度は肺ホモジネートまたはBALFの上清において増加し,IL-4,IFN-γ及びIL-10は再刺激したHDM-アレルギーマウスの肺細胞上清において増加した。FFBBを含む飼料はIL-6,IFN-γ,IL-4及びIL-10の濃度を減少し,BBとガラクトオリゴ糖及び長鎖フルクトオリゴ糖の組み合わせはこのモデルでは強力ではなかった。結論 これらの知見はシンビオティック補給が,HDMにより誘発した呼吸器アレルギー性炎症に影響することを示した。FFBBとの組み合わせは,マウスにおけるHDM誘発性気道炎症の予防にもっとも効果的であった。Copyright 2015 The Author(s) Translated into Japanese from English by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療 

前のページに戻る