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J-GLOBAL ID:201602245333544163   整理番号:16A0084642

マウスにおける腎虚血再灌流障害(IRI)に付いたOphiocordycepsソボリフェラから抽出したN~6-(2-ヒドロキシエチル)-アデノシンの保護効果【Powered by NICT】

The protective effects of N6-(2-hydroxyethyl)-adenosine extracted from Ophiocordyceps sobolifera on renal ischemia reperfusion injury (IRI) in mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 311-320  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2705A  ISSN: 1672-6472  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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マウスにおける腎虚血再潅流障害(IRI)に関して,Ophiocordyceps soboliferaから抽出したN~6-(2-ヒドロキシエチル)-アデノシン(HEA)の保護効果を調べた。C57BL/6マウスを無作為に5群,IRグループ(虚血再灌流),シャム手術(SO)群,低用量,中用量と高用量HEA群に分けた。マウスは再潅流虚血15分前に2.5mg/kg,5mg/kgおよび7.5mg/kgのHEAを注射した。24時間の再潅流後,血清と腎臓試料を採取した。血清中の血清クレアチニン(Scr),血液尿素窒素(BUN)濃度は腎機能の指標を調べるために測定した。腎臓の病理組織学的変化についてもHE染色で調べた。腎尿細管上皮細胞のアポトーシスの状態を,電子顕微鏡,TUNELにより見られた。細胞間接着分子-1(ICAM-1),インターロイキン-1β(IL-1β)と腫瘍壊死因子-α(TNF-α)の発現は,定量的蛍光RT-PCRを用いて評価した。結果は,偽手術群と比較して,IR群のBUN,Scrは有意に上昇した(P<0.01, P<0.05)ことを示した。腎病理は上皮細胞と管タイプは最も重度であった。IR群と比較して,HEA7.5mg/kg群ではより低レベルScrおよびBUN(P<0.05)を示した。HEA mg/kg群およびHEA7.5mg/kg群は有意に腎障害(P<0.05, P<0.01)を改善した。電子顕微鏡観察は,HEA7.5mg/kg群では,虚血再潅流傷害における腎尿細管の損傷の程度を有意に減少し,特にミトコンドリアと細胞膜に及ぼすことを示した。TUNEL(末端デクイヌクレオチドールトランスフェラーゼ(TdT)媒介dUTPニック末端標識)染色分析は,HEA前処理群におけるアポトーシス細胞の数は,IR群(P<0.01)におけるそれよりはるかに小さいことを示した。HEA処理群のICAM-1,IL-1βおよびTNF-αmRNAのレベルはIR群(P<0.01)のそれより低かった。従って,HEA(7.5mg/kg)による前処理は,マウスにおける腎虚血再灌流障害に対する保護効果を有していた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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泌尿生殖器の基礎医学 

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