文献

J-GLOBAL ID：201602249133301687   整理番号：16A1163603

いくつかのエネルギー置換ダイオキシンイミダゾール誘導体の比較理論的研究【Powered by NICT】

Comparative Theoretical Studies on Several Energetic Substituted Dioxin-imidazole Derivatives

著者 (4件)： Zheng Mei (College of Physics and Engineering, Henan University of Science and Technology) ,  Li Xiaohong (College of Physics and Engineering, Henan University of Science and Technology) ,  Cui Hongling (College of Physics and Engineering, Henan University of Science and Technology) ,  Zhang Ruizhou (College of Physics and Engineering, Henan University of Science and Technology)
資料名： Chinese Journal of Chemical Physics  (Chinese Journal of Chemical Physics)
巻： 29  号： 3  ページ： 349-357  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2010A  ISSN： 1674-0068  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の置換基をもつ分子構造,赤外スペクトル,生成熱(HOFs)の,デトネーション特性,いくつかのテトラヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-d5,6-d’]ジイミダゾール誘導体の化学的および熱的安定性をDFT-B3LYP法を用いて調べた。NO_2,-NH_2,-N_3および-ONO_2のような種々の基を持つ化合物の特性を比較した。NO_2およびONO_2基は化合物の密度を増加させるための効果的な置換基であるが,-N3基の置換は最大HOFを生成することができる。NO_2基を含有する化合物が1,3,5,7-テトラニトロ-1,3,5,7-テトラアザシクロオクタンと同じデトネーション特性を有し,一方,-ONO_2基を含有する化合物がヘキサヒドロ-1,3,5-トリニトロ-1,3,5-トリアジンのものより低いデトネーション特性を有している。自然結合軌道解析は,分子の比較的弱い結合は置換基と分子骨格と同様にダイオキシン環のC-O結合間の結合があることを明らかにした。電子吸引基(-NO_2,-N_3および-ONO_2)を基と分子骨格の間の結合に及ぼす誘起効果を有していた。添加では,研究は,グループの電気陰性度は,化合物の安定性と関連することを示した。爆発性能と熱安定性を考慮すると,l,5-ジニトロ-2,6-ビス(トリニトロメチル)-3a,4a,7a,8a-テトラヒドロ-[1,4]ジオキシノ[2,3-d5,6-d’]ジイミダゾールは高エネルギー密度材料の必要条件を満たす。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *デトネーション ,  分子構造 ,  熱安定性 ,  電気陰性度 ,  赤外スペクトル ,  エネルギー密度 ,  生成熱 ,  必要条件
準シソーラス用語： 自然結合軌道解析 ,  B3LYP法 ,  置換基 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 密度汎関数理論 ,  縮合密度 ,  形成Heats ,  デトネーション特性 ,  熱安定性

分類 (3件)： 各種爆薬と推薬  (YE06020W) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分解反応  (CF02080P)

タイトルに関連する用語 (6件)： エネルギー ,  置換 ,  ダイオキシン ,  イミダゾール誘導体 ,  理論 ,  研究