文献
J-GLOBAL ID:201602250350598696   整理番号:16A1093525

南極の曉新世:渦鞭毛藻類シストの生層序,年代層序,並びにゴンドワナ大陸の古太平洋縁に関する示唆

The Paleocene of Antarctica: Dinoflagellate cyst biostratigraphy, chronostratigraphy and implications for the palaeo-Pacific margin of Gondwana
著者 (8件):
資料名:
巻: 38  ページ: 132-148  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
世界的に現在より温暖だった曉新世(66-56Ma)は,古高緯度における大量絶滅からの回復を理解するための重大な時間間隔だった。シーモア島(南極半島)で唯一の一連の堆積物は,前期新生代のこの重要な時期の鍵となる参照試料を提供する。白亜系-古第三系境界を含む厚さ376mの層序断面からの渦鞭毛藻類シストのデータは,ニュージーランド,東タスマニア海台,及びオーストラリア南東部の生層序帯と対比できる。渦鞭毛藻類シスト生層序とジルコンのU-Pb年代測定に基づいたLopez de Bertodano層(LDBF)とSobral層(SF)の詳細な年代モデルは,磁気層序と大型化石のストロンチウム同位体値によって支持される。LDBF頂部の年代はマーストリヒチアン最末期からダーニアン最初期(約66.2~65.65Ma)と確認された。それを覆うSFは大部分がダーニアンで,?サネティアン後期と年代決定された堆積物で覆われる頂部近くにハイエタスが推定される。SF最上部に珍しいApectodinium homomorphumが初めて出現する;南極大陸の最も早い原地性の記録である。パタゴニア,南極大陸,ニュージーランド,及びオーストラリアにおける白亜系最上部から始新統の海生・陸生化石の分布は,ゴンドワナ大陸のこれらの陸地片の間に海と陸の接続を必要とした。化石の証拠,南極大陸の古地理と古地形の復元は,原ウェッデル海・ロス海域に持続的な湾の証拠を明らかにした。ゴンドワナ大陸の古太平洋縁に沿った沿岸分散ルートが,南極横断の海峡または密に配置した群島を必要とすることなく,化石の分布を説明することができると結論した。前期古第三紀までに上昇した西南極・東南極境界帯の地域は,おそらく高度が高い氷帽の場所としての働きをした。このことは,マーストリヒチアンと暁新世における寒冷気候期と重大な海面降下に関する化石・地球化学・堆積学的証拠を支持する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第三紀 

前のページに戻る