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J-GLOBAL ID:201602250356197960   整理番号:16A0444072

TIMSS,PISA及び全国学力・学習状況調査からみる我が国の統計的リテラシーの実態

著者 (2件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 13-22  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: L7832A  ISSN: 0912-6732  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,情報リテラシーの視座から児童生徒の統計的リテラシーに関する課題を見出すことを試みた。統計的リテラシーの実態をTIMSS,PISA及び全国学力・学習状況調査の結果を利用して比較分析した。その結果,グラフや表を読み取る設問の正答率は高く,代表値等や百分率を問う設問の正答率は低い傾向にあることから,単純なグラフや表等の情報を読み取ることができるが,代表値等や百分率についての理解が十分でないことが想定された。さらに,設問の解答を得るのに必要な統計的リテラシーの要素が増えると正答率が低下する傾向にあることから,情報の分析に必要な統計的リテラシーの要素が増えると情報を適切に分析することができないことが想定された。今後の課題は,統計的リテラシーに関する内容が,どの程度教科書に反映されているかを調査し,その結果と本研究で得た課題との関連性について研究する必要がある。(著者抄録)
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分類 (1件):
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技術教育 
引用文献 (16件):
  • 青山和裕(2002), 日本の生徒の統計的リテラシーの現状と問題点について, 日本科学教育学会, 年会論文集 26, 367-368
  • 竹内光悦(2010), 高校数学における統計教育の導入, ニューサポート高校数学, vol.13, p.2
  • 教育の情報化に関する手引き, 第1章, p.2, 文部科学省
  • 長崎栄三・瀬沼花子(2005), OECD 生徒の学習到達度調査2003年調査の国際結果-15歳児の数学的リテラシー-, 日本数学教育学会誌・数学教育, 第87巻第1号, pp.17-26
  • 国立教育政策研究所(2008), 平成20年度全国学力・学習状況調査【小学校】報告書, 国立教育政策研究所, pp.230-231.
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