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J-GLOBAL ID:201602250828392191   整理番号:16A0867884

中低緯度Pi2地磁気脈動に及ぼす太陽分界線効果

Solar terminator effects on middleto low-latitude Pi2 pulsations
著者 (7件):
資料名:
巻: 68  号: Aug  ページ: 68:137 (WEB ONLY)  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Pi2地磁気脈動に対する夜明けと夕暮れの分界線の効果を明確にするために,筆者らは,夜明けと夕暮れの両方の分界線前後の中緯度から低緯度観測局(GMLat=5.30°-46.18°)におけるPi2脈動の経度方向の位相と振幅の構造を分析した。H(南北)成分Pi2sは,ローカルタイム(LT)や分界線位置(高導電性E領域における100km高度で)のどちらにも影響されないものの,D(東西)成分Pi2sの一部の特徴が,LTよりもむしろ分界線の位置に依存していた。D成分の位相反転は,日の出後の0.5-1時間と日没前の1-2時間に発生した。これらの位相反転は,夜側の沿磁力線電流(FACs)から分界線の太陽に照らされた側の子午線電離層電流に対して,またその逆に対して寄与する電流における変化に帰すことができる。夜明け分界線の位相反転は,夕暮れ分界線のそれよりも頻繁であった。夜明け側のH対D振幅比は日の出とともに増加し始め,日の出後約2時間でピークに達した(位相反転領域の太陽に面した側)一方,夕暮れ側の比率は日没時にピークに達した(太陽と反対側)。朝夕非対称の特徴は,夕暮れ側の子午線電離層電流に相対的な夜側FACの磁気寄与が,夜明け側のそれよりも強力であり,Pi2関連のFACsの中心を示しており,おそらくそれは,Pi2のエネルギー源に対応し,平均して夕暮れ側に変位する傾向があることを示唆している。中緯度観測局(Paratunka,GMLat=46.18°)におけるさまざまな特徴と弱い日の出/日没依存性は,日の出/日没時刻の大きい年次変動とFACsからの近さゆえの強い磁気効果に帰すことができる。H対D振幅比は緯度の減少とともに減少し,暗闇におけるFACsと日照における子午線電離層電流によって生成された方位磁場もまた,緯度の減少とともに減少することを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地磁気変動・脈動 
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