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J-GLOBAL ID:201602251541048499   整理番号:16A0864985

四国(西南日本)におけるヒノキ人工林の重間伐は他の樹種の実生の加入量に対する制限効果をもつ

Heavy thinning in hinoki plantations in Shikoku (southwestern Japan) has limited effects on recruitment of seedlings of other tree species
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 131-142  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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重間伐は単一樹種針葉樹人工林を広葉樹または混交林へ転換するための実行可能な方法を与える。この可能性を評価するために,本稿では,西南日本の四国の2ヒノキ(Chamaecyparis obtusa)人工林における他の樹種の樹木実生動態,下層植生微環境,および重間伐(材積にして50%)に伴う種子アベイラビリティを監視した。従来の(材積にして35%)と列間伐(材積にして50%)処理もこの場所のひとつに適用した。下層植生の拡散透過率は全間伐処理後に劇的に増加し,次に,列間伐後を除いて急速に減少した。ひとつの場所では重間伐は小実生(樹高30cm以下)の加入量を促進させた。しかし,これらの実生の密度は急速に減少し,引き続く調査で記録された大実生の密度は非常に小さかった。さらに,他の場所では,重間伐下の小実生の加入量は従来の間伐と同じであり,列間伐より小さかった。加入実生が豊富な種は先駆者または樹冠下種であることを土壌種子バンク中で見出した。両方の場所における低種子雨密度は樹冠樹種の不十分な加入量に応答して出現したとみられる。これらの結果により,重間伐は不十分な樹子雨と急速な樹冠閉口によりこれらのヒノキ人工林における他の樹種の実生加入量を制限する効果をもつことを示した。Copyright 2016 The Japanese Forest Society and Springer Japan Translated into Japanese from English by JST.
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分類 (3件):
分類
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森林生物学一般  ,  伐木,造材  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (61件):
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