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J-GLOBAL ID：201602251885240451   整理番号：16A1198925

混和材を用いたコンクリートの凍害によるひび割れ密度の簡易推定手法の検討

著者 (4件)： 都築敦大 (北大 大学院工学院) ,  長谷川拓哉 (北大 大学院工学研究院) ,  千歩修 (北大 大学院工学研究院) ,  福山智子 (北大 大学院工学研究院)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 16  ページ： 409-414  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 凍害を受けたコンクリートの劣化程度を評価する上で,発生したひび割れ本数を把握することが重要である。筆者らは,顕微鏡観察による単位測線長あたりのひび割れ本数をひび割れ密度とし,染色浸透探傷剤によるコンクリート(OPC)のひび割れ部分の染色で変化する明度差からひび割れ密度を簡易的に推定できる可能性について知見を得ているが,染色浸透探傷剤によるひび割れ密度の推定手法の実用には,混和材料等使用材料の異なるコンクリートについて検討が必要である。本論文では,フライアッシュ及び高炉スラグ微粉末を混和したコンクリートを対象に,染色浸透探傷剤の適用性を検討し,実験結果に基づき,ひび割れ密度の簡易的な評価手法について整理した。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート ,  *亀裂 ,  *凍害 ,  *コンクリート混和材 ,  混和材料 ,  *染色浸透検査 ,  フライアッシュ ,  高炉スラグ ,  微粉体
準シソーラス用語： ひび割れ ,  高炉スラグ微粉末

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (8件)：

• 松村宇,桂修,吉野利幸:凍害を受けたコンクリートの性状と劣化度評価法に関する研究,日本建築学会構造系論文集,Vol.563,pp.9-13,2003.1
• 長谷川拓哉,千歩修:明度差によるコンクリートのひび割れ本数簡易評価方法の検討,日本建築学会北海道支部研究報告集,Vol.86,pp.7-10,2013.6
• 長谷川拓哉,千歩修,福山智子:明度差によるコンクリートのひび割れ本数簡易評価手法の実構造物への適用,日本建築学会北海道支部研究報告集,Vol.86,pp.29-32,2015.6
• 都築敦大,千歩修,長谷川拓哉,福山智子:凍害を受けたコンクリートの明度差によるひび割れ密度の簡易推定手法,日本建築学会大会学術講演梗概集,2016.8
• 成田玲生奈,千歩修,長谷川拓哉,福山智子:空気量および水セメント比の違いが促進凍結融解試験方法と限界飽水度試験の耐凍害性評価に及ぼす影響,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.699-700,2015.9

タイトルに関連する用語 (8件)： 混和材 ,  コンクリート ,  凍害 ,  ひび割れ ,  密度 ,  簡易 ,  推定 ,  手法