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J-GLOBAL ID：201602252858736001   整理番号：16A0661387

赤血球のレーザートラッピングに基づく動脈血のin vivoでの定量的Raman-pHセンサ

An in vivo quantitative Raman-pH sensor of arterial blood based on laser trapping of erythrocytes

著者 (5件)： Lin Manman (School of Chemistry and Molecular Sciences, Wuhan University, Wuhan 430072, China. [e-mail]) ,  Xu Bin ,  Yao Huilu ,  Shen Aiguo ,  Hu Jiming
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 141  号： 10  ページ： 3027-3032  発行年： 2016年05月21日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一生赤血球のレーザートラッピングとRaman検出に基づく動脈血のpHを監視するための,in vivoでの連続的で非侵襲的な手法について報告する。in vitroおよびin vivoでそれらの対応するRaman変化を記録するため,細胞外環境の種々のpH値で生赤血球を追跡するために,自作の共焦点レーザーピンセットRamanシステム(LTRS)を適用する。in vitroでの結果は,細胞外環境のpHが6.5から9.0へ変化する場合,単一赤血球のRaman強度比(R_1603,1616=_I1603/I₁₆₁₆)が規則的に減少することを示す。さらに,これらの2つの変数の間に良好な直線関係が存在し,その直線性は0.985である。これは,in vivoでのRaman測定でもうまく検証される。これらの結果は,単一生赤血球のRaman信号が,細胞外pH値のマーカーとして可能であることを実証する。動脈血のこのin vivoおよび定量的Raman-pHセンサは,その連続的および非侵襲的な特性のため,病気の患者の治療の間といくつかの主要な手術中の酸-塩基状態を監視するための重要な候補であると考える。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *光トラッピング ,  *Raman分光法 ,  *赤血球 ,  pH【水素イオン指数】 ,  Ramanスペクトル ,  血液 ,  *監視 ,  生体計測
準シソーラス用語： *pHモニタリング ,  ヒトバイオモニタリング ,  レーザトラッピング ,  動脈血

分類 (3件)： 生体計測  (EL03020C) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  血液の基礎医学  (GK01020N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 赤血球 ,  レーザートラッピング ,  動脈血 ,  定量 ,  pHセンサ