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J-GLOBAL ID:201602255780822062   整理番号:16A1364237

部分優性,超優性と環境相互作用によるQTLに加えて,エピスタシスは,リクチメンにおける収量ヘテロシスをもたらす

Epistasis together with partial dominance, over-dominance and QTL by environment interactions contribute to yield heterosis in upland cotton
著者 (8件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 1429-1446  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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[キーメッセージ]戻し交配とRIL集団に基づくQTLマッピングによって,部分優性,超優性とそれらと環境相互作用するQTLに加えて,エピスタシスは,リクチメンにおける収量ヘテロシスに重要な役割を果たすことが示唆された。[要約]リクチメン(Gossypium hirsutum L.)におけるヘテロシスの遺伝的根拠を調査するために,戻し交配集団(BC)を構築した。収量と収量構成要素について,組換え自殖系(RIL)とBC集団を異なる3場所で同時に評価した。RILとBCデータに基づいて,各々,合計35と30の量的形質遺伝子座(QTL)が検出された。BC集団における複合区間マッピングを用いた単一遺伝子座解析によって,6つ(16.7%)の相加的QTL,19(52.8%)の部分優性QTLと11(30.6%)の超優性QTLが検出された。中間親ヘテロシス(MPH)について検出されたQTLは,BC集団で検出されたQTLと大部分は関連していた。マーカーのヘテロ接合性と性能との間に有意な相関は認められなかった。ヘテロ接合性が必ずしも性能に有利であるとは限らないことが示された。二遺伝子座解析によって,RIL,BCとMPHの収量と収量構成要素について,各々,主効果(M-QTL)をもつ46,25と12のQTL,ならびに二遺伝子相互作用(E-QTL)に関与する55,63と33のQTLが検出された。多数のM-QTLとE-QTLは,3環境における環境相互作用(QE)によるQTLを示した。これらの結果は,部分優位,超優性とQEに加えて,エピスタシスのすべてがリクチメンにおける収量ヘテロシスに寄与することを示唆している。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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繊維料作物  ,  分子遺伝学一般 

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