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J-GLOBAL ID:201602256696264208   整理番号:16A0935225

チフルザミドのゼブラフィッシュ(Danio rerio)に対する毒性作用

Toxic effects of thifluzamide on zebrafish (Danio rerio)
著者 (7件):
資料名:
巻: 307  ページ: 127-136  発行年: 2016年04月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チフルザミドは作物病害用の汎用抗真菌剤で,従って環境有害物である。本研究では,ゼブラフィッシュを対象に,チフルザミドの水生毒性を評価した。ゼブラフィッシュの胚,稚魚及び成魚に対する本剤の急性毒性及び発達毒性を計測し,対応する96h-LC<sub>50</sub>が,成魚(4.19mg/L)<稚魚(3.52mg/L)<胚(3.08mg/L)の順であることを認めた。ゼブラフィッシュの上記3段階で,不随意的異常動作,遅い心拍,ふ化阻害,生育不良及び奇形を含む多様な症状を認めた。更に,成魚に対しては,0.19,1.33及び2.76mg/Lへの曝露21日目に肝臓及びじん臓に明確な病変を認めた。肝臓の損傷は腎臓の場合よりも重大であった。成魚を更に0.019,0.19及び1.90mg/Lに28日曝露した場合,ミトコンドリア構造及び酵素活性[コハク酸デヒドロゲナーゼ(SDH)及び呼吸鎖複合体]に負の変化を見出した。これらは,プログラム細胞死におけるこれらの要因の作用を増進するアポトーシス-及び免疫関連遺伝子の作用に関与し,毒性発現時に重要な役割を演じる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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動物に対する影響  ,  農薬 
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