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J-GLOBAL ID:201602257089736221   整理番号:16A1364094

プロバイオティクスLactobacillus casei Zhangは急性肝不全のラットモデルにおける炎症誘発性サイトカイン産生及び肝臓炎症を軽減する

Probiotic Lactobacillus casei Zhang reduces pro-inflammatory cytokine production and hepatic inflammation in a rat model of acute liver failure
著者 (10件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 821-831  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的 本研究は,リポ多糖類(LPS)及びd-ガラクトサミン(GalN)により誘導した急性肝不全のラットモデルにおける炎症誘発性サイトカイン産生及び肝臓炎症反応に及ぼすプロバイオティクスLactobacillus casei Zhang(L.casei Zhang)の影響及びメカニズムを見出すことを追求した。結果 雄WistarラットにLPS及びGalNの負荷前に30日間L.casei Zhangとともにまたはなしで経口投与した。デキサメタゾン投与群を抗炎症性陽性対照として供出した。血清,腸及び肝臓のサンプルはLPS/GalN負荷の8時間後に組織学,分子及び生化学分析のために採取した。結果 LPS/GalN負荷は単独では正常の対照ラットと比較して,エンドトキシン,腫瘍壊死因子-α(TNF-α),インターロイキン-1β(IL-1β)及び一酸化窒素の産生の有意な増加となった。L.casei Zhangでの前処理は,これらの変化を低下しただけでなく,組織学的評価が改善したことが示すように肝臓炎症軽減し,肝臓のミエロペルオキシダーゼ活性を低下し,IL-1β及び誘導型一酸化窒素シンターゼの発現を減少した。L.casei Zhang補給はERK,JNK及びp-38MAPKのLPS/GalN誘発性リン酸化を有意に抑制したがTLR2,TLR9及びPPAR-γの発現を増加した。さらにL.casei Zhang処理は腸管損傷を予防し,糞便中Lactobacillus及びBifidobacteriumのレベルを増加することで腸内生態学を調節した。結論 プロバイオティクスL.casei ZhangはTLR-MAPK-PPAR-γシグナル伝達及び腸内細菌叢の調節を介して,LPS/GalN誘導性炎症誘発性サイトカイン及び肝臓炎症を軽減した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品一般  ,  消化器の基礎医学 
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