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J-GLOBAL ID:201602257340758098   整理番号:16A1379797

CeO2ナノ構造の細胞毒性,構造,光学と電気的特性に及ぼすMgドーピング導入効果

Mg Doping Induced Effects on Structural, Optical, and Electrical Properties as Well as Cytotoxicity of CeO2 Nanostructures
著者 (7件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 1363-1368  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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簡単で,容易で費用対効果の高いソフトケミカル法を用いて,Mg<sub>x</sub>Ce<sub>1-x</sub>O<sub>2</sub>(ここで,x=0,0.01,0.02,0.03,0.04,と0.05)ナノ構造をうまく合成できた。X線回折(XRD)パターンは,すべての試料についてCeO<sub>2</sub>立方晶蛍石構造の単相形成を実証した。赤外分光法の結果は,Ce-O結合にのみ関連するピークの存在を示し,XRD結果を確認できた。紫外(UV)可視スペクトロスコピーを介して,MgドーピングがCeO<sub>2</sub>の光学バンドギャップを著しく調整することを観察した。CeO<sub>2</sub>ナノ構造の導電率は,ドーパントおよびホストイオンの異なる価電子状態によるキャリア濃度の増加に起因するMgドーピングと共に増加することを見出した。神経芽細胞腫(SH-SY5Y)癌細胞およびHEK-293健常細胞について,Mg<sub>x</sub>Ce<sub>1-x</sub>O<sub>2</sub>ナノ構造の選択的細胞傷害性が決定されている。ドープされたCeO<sub>2</sub>ナノ構造体とドープされていないCeO<sub>2</sub>ナノ構造の両方が,癌細胞に対して有毒であり,健康な細胞に対して安全であることが判明している。合成されたナノ構造のこの選択的毒性挙動は,異なるタイプの細胞における異なるレベルの活性酸素種(ROS)生成に割り当てられている。これにより,合成されたナノ構造は,近い将来に癌治療の潜在的な選択肢になる。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  セラミック・磁器の性質 

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