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J-GLOBAL ID:201602260444009811   整理番号:16A0873074

MAPLEによって作製されたZnO@C18-ウスニン酸ナノ粒子に基づく薄い被覆層によるサルモネラ属の早期生物薄膜成長発展の阻止

Thin coatings based on ZnO@C18-usnic acid nanoparticles prepared by MAPLE inhibit the development of Salmonella enterica early biofilm growth
著者 (20件):
資料名:
巻: 374  ページ: 318-325  発行年: 2016年06月30日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は酸化亜鉛,ステアリン酸ナトリウム(C18),ウスニン酸(UA)を利用して,ヒトの細胞には無害だが,食品病原体の付着と生物薄膜形成を制限する顕著な抗微生物効果を有するナノ構造化生物活性表面を開発することである。ZnOナノ粒子はゾル-ゲル法で合成され,C18とUAによって官能化された。被覆層はマトリックス支援パルスレーザ蒸着技術(MAPLE)によって作製され,その後TEM,SEM,SAED,XRD,IRMによって特性評価された。作製された被覆層の生物学的特性評価は細胞毒性と抗微生物アッセイからなる。ZnO@C18及びZnO@C18-UA薄膜の細胞毒性をヒトの皮膚の線維芽細胞に関して位相コントラスト顕微鏡観察,MTTアッセイ,酸化窒素(NO)放出によって評価した。被覆された表面は細胞接着の低下を示し,その効果はUAの存在下でより突出することが接着細胞の紫ホルマザン染色によって示された。非付着線維芽細胞は培地中で24時間後も生育可能であり,そのことはモルフォロジー解析と非被覆スライドに類似のNO放出によって明らかにされた。定量的微生物アッセイ結果はこのバイオ活性被覆層がサルモネラ属の接着とバイオ薄膜形成を大幅に阻止することを実証した。得られた結果は様々な工業応用,医用,食品プロセシング応用に対する抗接着被膜開発への有効なアプローチとしてこれらの材料を推奨する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物薄膜  ,  食品衛生一般  ,  抗細菌薬の基礎研究 

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