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J-GLOBAL ID：201602260632579902   整理番号：16A0814469

圃場モニタリングのためのリモートセンシング技術の最前線-8 マレーシアのアブラヤシ管理におけるリモートセンシングの活用

著者 (1件)： 竹内渉 (東大 生産技研)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 84  号： 9  ページ： 777-780  発行年： 2016年09月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マレーシアは,インドネシアに次ぐ世界第2位のパームオイル生産国であり1960年代以降国策としてアブラヤシの植林が行われてきたが,国全体のアブラヤシが再植林の時期を迎えており,GISを利用した効率的な管理運営に大きな期待が集まっている。国有地のアブラヤシは,マレーシア連邦土地開発公社(FELDA)によって管理されているが,現場のテラス作成では精密な測量ではなく,現場作業員の勘と経験に頼った施工と植林が行われているのが現状である。そこで,衛星測位技術GNSSを用いて測量を行い,リモートセンシングやUAVから作成された地形情報を3次元GIS上に表現し,テラス施工と植林を効率的に管理する方法を開発することとなった。また,ALOS2PALSAR2データを用いたアブラヤシのバイオマスと収量の計測,ガノデルマに感染したアブラヤシの検知,フィールドサーバと衛星データから得られる農業気象情報の推定についても検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *リモートセンシング ,  マレーシア ,  *アブラヤシ ,  無人機 ,  衛星航法 ,  測地衛星 ,  合成開口レーダ ,  情報 ,  画像処理 ,  *予測 ,  農業気象 ,  細菌 ,  GNSS
準シソーラス用語： ALOS ,  PALSAR ,  地形情報 ,  SfM【画像処理】 ,  *収量予測 ,  病原菌

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  果樹  (FC03042G)

引用文献 (5件)：

• Morel, A.C. et al. Estimating aboveground biomass in forest and oil palm plantation in Sabah, Malaysian Borneo using ALOS PALSAR data, Forest Ecology and Management 262 (9), pp.1786~1798 (2014)
• Darmawan, S. et al.: An investigation of age and yield of fresh fruit bunches of oil palm based on ALOS PALSAR2 Malaysian Journal of Remote Sensing 5(2), pp. 57~65 (2016)
• Liaghat, S. et al.: Early detection of basal stem rot disease (Ganoderma) in oil palms based on hyperspectral reflectance data using pattern recognition algorithms, International Journal of Remote Sensing 35 (10), pp. 3427~3439 (2014), DOI :10.1080/01431161.2014.903353
• X-Ability http://x-ability.co.jp/ (参照 2016年7月7日)
• JAXA EORC GSMaP http://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP/index_j.htm (参照2016年7月7日)

タイトルに関連する用語 (6件)： 圃場 ,  モニタリング ,  リモートセンシング ,  マレーシア ,  アブラヤシ ,  活用