文献

J-GLOBAL ID：201602261554415066   整理番号：16A1033949

土石流による被災集落の復興実態と被災者の精神的被害額の試算

Recovery of communities affected by debris flows and estimation of the mental damage to the costs of victims

著者 (3件)： 安田勇次 (砂防・地すべり技セ) ,  森義将 (日本ミクニヤ) ,  加藤誠章 (砂防・地すべり技セ)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 69  号： 3  ページ： 15-25  発行年： 2016年09月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では被災者が住居を再建し生活を始めることを生活再建,被災集落・地域に戻り再びコミュニティーが形成されることを被災地域の復興と定義し,土石流によって住居に被害を受けた被災者が生活再建に要した時間を把握することを目的に調査を実施した。鹿児島県出水市針原地区,熊本県水俣市集地区および愛媛県西条市・新居浜市における土砂災害事例を調査し,土砂災害がもたらした被害(事業評価における被害額)に避難生活を強いられることによる被害額を加え貨幣換算する手法を提案した。

シソーラス用語： *土石流 ,  集落 ,  *災害復旧 ,  *住民意識 ,  人間 ,  損害 ,  精神症状 ,  土砂災害 ,  生活 ,  評価 ,  利益
準シソーラス用語： 精神的苦痛 ,  被災者 ,  費用便益 ,  避難生活 ,  便益評価

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (43件)：

• 原子力損害賠償紛争審査会 (2011): 東京電力(株)福島第一,第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判断等に関する中間指針第二次追補, http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/016/houkoku/_icsFiles/afieldfile/2011/06/2011307518_1_3.pdf, 参照 2015-07-07
• 原子力損害賠償紛争審査会 (2012): 東京電力株式会社福島第一,第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針第二次追補(政府による避難区域等の見直し等に係る損害について), http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/016/houkoku/_icsFiles/afieldfile/2012/03/16/1318795.pdf, 参照 2015-07-07
• 権田豊・水野正樹・大場勝一郎・藤原一啓 (2015): 2014年8月15日から17日にかけての大雨による石川県内の土砂災害, 砂防学会誌, Vol.67, No.5, p.55-62
• 針原川土石流検討委員会 (1998): 針原川土石流検討委員会報告書, p.25
• 針原川土石流災害記録誌編集委員会 (2001): 針原川土石流災害記録誌, 188pp.

タイトルに関連する用語 (7件)： 土石流 ,  被災 ,  集落 ,  復興 ,  被災者 ,  被害 ,  試算