文献
J-GLOBAL ID:201602261660769608   整理番号:16A1336574

反応分子動力学シミュレーションによる酸化シリコン(SiOx)ナノワイヤのリチウム化のアトミスティクス

Atomistics of the lithiation of oxidized silicon (SiOx) nanowires in reactive molecular dynamics simulations
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号: 47  ページ: 32078-32086  発行年: 2016年12月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸化シリコン(SiOx)ナノワイア(NWs)はリチウムイオン電池(LIBs)の将来有望なアノード材として期待されているが,そのリチウム化の機構を明確にした報告はない。我々は,SiOxNWsのリチウム化機構を第一原理計算により発展させたReaxFF反応力場を用いた分子動力学(MD)シミュレーションにより,原子スケールで明確にした。以前の実験で見出したように,結晶性Si(c-Si)コアと厚さ約1nmの無定形SiO2)(a-SiO2)シェルからなるSiOxNWsは元のSiNWsに比べリチウム化による体積膨張が少ない結果を得た。SiOxNWsのリチウム化により,2界面:c-Si/a-LixSiとa-LixSi/a-Liy(SiO2)が形成された。NWの外側に面して局在している後者の原子移動度は前者に比べ低く,それがリチウム化の過程でのSiOxNWsの体積膨張を抑制する理由の一つである。他の理由は応力分布によるもので,SiOxNWsでの応力分布は元のSiNWsとは異なっている。さらに,SiOxNWsのリチウム化は酸化層中にLi2OとLi4SiO4の形成を誘導し,Li2Oとは異なり,Li4SiO4中の幾つかのLi原子(多数ではない)は化合物から脱離し,c-Si中に拡散した。しかしながら,SiO2層を通してc-Siに入り込んだLi原子は,元のSiNWsで観測された機構と同じように,〈110〉もしくは〈112〉方向に沿って拡散する傾向があった。ここで示したSiOxNWsのリチウム化機構の包括的な理解はより良い性能を持つLIBsを得るためのSiOxアノードをデザインする上で役立つ指針を与えるであろう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  一次電池  ,  数値計算  ,  固-固界面 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る