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J-GLOBAL ID：201602261667927022   整理番号：16A1013056

CO₂分取中塩沈澱モデルにおける多孔性-透過性関係性:概念モデル及び数値シミュレーションにおける実用化

Porosity-permeability relationships in modeling salt precipitation during CO₂ sequestration: Review of conceptual models and implementation in numerical simulations

著者 (2件)： Zhang Shuo (Aramco Research Center - Houston, 16300 Park Row Dr., Houston, TX 77084, United States) ,  Liu Hui-Hai (Aramco Research Center - Houston, 16300 Park Row Dr., Houston, TX 77084, United States)
資料名： International Journal of Greenhouse Gas Control  (International Journal of Greenhouse Gas Control)
巻： 52  ページ： 24-31  発行年： 2016年09月 
JST資料番号： W2325A  ISSN： 1750-5836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従前のモデル研究は,圧入性が,CO₂注入中注入井戸近傍の塩沈澱により損なわれることを示した(Pruess及びMueller,2009)。これらの結果は,大部分,Verma及びPruess(1988)が開発した透過性及び塩沈澱の間の関係性により決定した。Liuその他(2013)は,CO₂注入井戸近傍の塩沈澱による透過性変化に対して新規な関係性を提出した。これは塩沈澱が沈澱プロセス中塩水により起こった細孔スペースにおいてのみ塩沈澱が起こるという事実を考慮したという点で従前の関係性と異なっていた。多孔性媒体中2相流動に対する十分に確立した相対的透過性関係性に基づいた点においてもそうであった。この研究は,これらの多孔性-透過性関係が発達したベースに基づいて概念モデルをレビューした。Liuその他(2013)のモデルは,多重貯槽シミュレータTOUGH2で実用化し,シミュレーションを行い,Pruess及びMueller(2009)の結果と比較した。結果は,二つの構成関係が,CO₂乾燥が貯槽を閉塞しようがどうであれ,反対の結論を出した。透過性が注入井戸近傍で基本的にゼロに低下するというPruess及びMueller(2009)の結論と対照的に,新規シミュレーションは,透過性におけるそれほどの減少は予測しなかった。それぞれの関係及び関連実験的証拠の評価の最後に議論を行った。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *分取 ,  モデル ,  *オブジェクト指向設計 ,  シミュレーション ,  実装 ,  実用化 ,  貯槽 ,  多孔性 ,  浸透率 ,  *二酸化炭素 ,  モデリング ,  塩 ,  沈殿 ,  *二酸化炭素固定化 ,  *二酸化炭素貯留
準シソーラス用語： *概念モデリング ,  概念モデル ,  関係性 ,  数値シミュレーション ,  分画

著者キーワード (3件)： Salt precipitation ,  Permeability change ,  CO₂ dry-out

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (11件)： CO2 ,  分取 ,  塩 ,  沈澱 ,  モデル ,  多孔性 ,  透過性 ,  関係性 ,  概念モデル ,  数値シミュレーション ,  実用化