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J-GLOBAL ID:201602261736691744   整理番号:16A0547260

ブラシリノリド生合成に関する推定遺伝子集団のターゲット特異的同定および特性評価による推定機構の解明および2-デオキシ-L-フコース生合成酵素類の組み合わせ合成への有用性

Target-specific identification and characterization of the putative gene cluster for brasilinolide biosynthesis revealing the mechanistic insights and combinatorial synthetic utility of 2-deoxy-l-fucose biosynthetic enzymes
著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1988-2006  発行年: 2016年02月14日 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ブラシリノリド類は,強力な免疫抑制効果および抗真菌性活性を有し,かつ毒性が著しく低いという特性を有し,2-デオキシ-L-フコース(2dF)がタイプIポリケチド(PKI)マクロラクトンへと結合した,珍しい構造により特徴づけられる化合物である。病原性を有するNocardia terpenica(Nocardia brasiliensis IFM-0406)より,210kbのゲノムフラグメントを,ターゲット特異的な,変性プライマー類を用いて特定し,続いて核酸配列の解析を行ったところ,TDP2dF生合成に必要な遺伝子類,ならびに,PKIの生合成,修飾,および調節に必要となる遺伝子類の,全てを包括する巨大なnbr遺伝子集団が明らかになった。解析結果より,nbr PKIシンターゼの遺伝子およびドメインの配列は,ブラシリノリドのPKI構造と,共直線的に一致した。続いて,Escherichia coliを用いたnbrCDEFの非相同発現を行い,TDP-2dF生合成のin vitro再構成を完成させた。NbrCDEF酵素類の触媒機能およびメカニズムを対象として,系統的なミックス-アンド-マッチ実験により,さらに評価した。本酵素類は,基質やパートナーを選ばない優れた特性を示したことから,in situワンポット(iSOP)法による,in vitro複合型デオキシ糖生合成経路が確立された。本研究により,TDP-2dFの生合成を,酵素および分子レベルで初めて明らかにし,コンビナトリアル生合成を用いたブラシリノリド類の構造的多様性の拡大に対する,新しい展望がもたらされた。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (8件):
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動植物,微生物のその他の産生物質  ,  生物科学研究法一般  ,  分子遺伝学一般  ,  単糖類  ,  酸素複素環化合物一般  ,  脂肪族アルコール  ,  脂肪族エーテル  ,  脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド 
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