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J-GLOBAL ID:201602262954541126   整理番号:16A1168943

Juvenile hormone acid methyl transferase遺伝子をノックダウンするとLeptinotarsa decemlineata(Say)幼虫と成虫の行動に深刻な影響が出る

Knockdown of juvenile hormone acid methyl transferase severely affects the performance of Leptinotarsa decemlineata (Say) larvae and adults
著者 (7件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 1231-1241  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トマトの落葉性害虫として有名なLeptinotarsa decemlineataでは幼若ホルモン(JH)が変態調節で決定的に重要な役割を演じている。JH生合成の最終段階の1にJH酸メチルトランスフェラーゼ(JHAMT)が関与している。推定JHAMT遺伝子のcDNA(LdJHAMT遺伝子)がクローンされた。LdJHAMT遺伝子に対する2種類の二本鎖RNAs(dsRNAs)(dsJHAMT1遺伝子とdsJHAMT2遺伝子)を構築し,細菌で発現させた。2齢と4齢幼生の両者でのRNAiの有効性を検討する実験を実施した。dsJHAMT1遺伝子とdsJHAMT2遺伝子の食餌により導入し,標的遺伝子のノックダウン,血リンパでのJH力価の低下およびKrueppel hormologu 1遺伝子の転写量低下に成功した。dsJHAMT遺伝子を注入すると幼生死と体重損失が起こり,幼生の成長期間が短縮されて個体群に損傷を与えた。更に,dsJHAMT遺伝子を与えた蛹は成虫発生率の低下を示した。その結果生まれた成虫は体重が参照用グループよりも平均した50mg低下し,雌は卵を産まなかった。dsJHAMT遺伝子を与えた虫にピリプロキシフェンを施用すると負の影響が全て消えた。LdJHAMT遺伝子はJHAMT酵素を発現させて機能する。LdJHAMT遺伝子を標的にするRNAiを利用すれば,L.decemlineataを防除できる可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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個生態学  ,  遺伝子操作  ,  酵素生理  ,  生殖生理一般 
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