抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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資料を基に判断行うことは重要であり,その教育が進められているが,その判断が正しいかどうかまで確証が得られないという反省がある。これは,正しさをわかるためのプロセスについて学んでいないからであり,厳密には統計的検定を学ぶまで待たなければならない。しかし,資料の活用を学んだ生徒たちにわかる程度までの教材開発がなされていないことは大きな問題である。そこで,本研究では,統計的検定のプロセスに着目して,中学でも適用できる資料を基に出した結論が正しいかどうかを考える考え方の教材開発と実験授業を行った。その結果,生徒達はプロセスに則って正しいかどうかの判断できたことを確認した。(著者抄録)