文献
J-GLOBAL ID:201602266707751925   整理番号:16A1363681

酸化物-金属界面におけるホットエレクトロン表面化学:酸-塩基触媒作用の基礎

Hot Electron Surface Chemistry at Oxide-Metal Interfaces: Foundation of Acid-base Catalysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 146  号:ページ: 1-11  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: T0669A  ISSN: 1011-372X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
金属-酸化物表面で発生するホットエレクトロンの流れを測定する触媒ナノダイオードの開発で,白金上の発熱触媒反応はホットエレクトロンの定常的なフラックスを引き起こしていることが分かった。ホットエレクトロン及び化学反応の同時測定で,化学電流はターンオーバー頻度と関連していることが分かった。それはまた金属及び酸化物界面間の電荷移動が触媒活性及び多経路反応の生成物分布に影響していること示していることが分かった。金属-酸化物界面が反応を実行するイオンを作り出していることが分かり,これらの反応は長い間有機化学界では”酸-塩基触媒作用”と呼ばれてきた。典型的な触媒構造は金属ナノ粒子を抱え込むように作られている多孔質酸化物である。この構造は酸-塩基触媒作用の触媒アーキテクチャーを生み出す高い表面積及び酸化物-金属界面を提供することが分かった。遷移金属酸化物が変化する研究及び単独金属(即ち,白金)がナノ粒子として使われる研究は反応(例えば,一酸化炭素の酸化)で酸化物-金属界面の膨大な応用効果を示している。この展望で,電荷キャリアを発生する金属-酸化物界面の役割りを指摘し,酸-塩基触媒作用,スピルオーバ過程及びホットエレクトロン化学の間の関係を示唆した。CO酸化,n-ヘキサン異性化,及び環化反応でPtナノ粒子及び各種酸化物(例えば,酸化コバルト,酸化ニッケル,酸化マンガン,酸化鉄)を用いるときの触媒活性の増幅作用の最近の研究に注目し,金属及び酸化物間の電荷移動が触媒活性及び選択性に大きな役割りを持っていることを指摘した。触媒ナノダイオードがホットエレクトロン流,スピルオーバ,及び電荷反応中間体を検知するのに使用でき,それが化学反応中の電子励起及び電荷流の基礎的理解を深めることができることを示唆した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
反応速度論・触媒一般  ,  触媒反応一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る