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J-GLOBAL ID:201602266723670394   整理番号:16A0561072

歯周炎におけるエピジェネティック制御: マクロファージにおけるアディポネクチンとJMJD3-IRF4軸の相互作用

Epigenetic Modulation in Periodontitis: Interaction of Adiponectin and JMJD3-IRF4 Axis in Macrophages
著者 (15件):
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巻: 231  号:ページ: 1090-1096  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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近年マクロファージ極性化と炎症時シグナル調節におけるエピジェネティックメカニズムが重要な役割を果たす証拠が示されている。M2極性化に必要なJmjCファミリーヒストンデメチラーゼ,JMJD3はリポ多糖類(LPS)による複数のM1遺伝子の効果的誘導に必要である。しかし,肥満関連炎症に対するJMJD3の影響は解明されていない。本課題を明らかにするため,骨髄と食餌誘発肥満(DIO)マウス脂肪組織から単離したマクロファージにおけるJMJD3の発現を初めて調べた。結果はJMJD3は肥満ではダウンレギュレートされることを示唆した。肥満でダウンレギュレートされる脂肪組織分泌蛋白質因子,アディポネクチン(APN)は,M1からM2へのマクロファージ極性化変換機能を付与し,慢性炎症が低減する。興味深いことに,結果はAPNがJMJD3のアップレギュレーションに関与し,肥満脂肪組織におけるマクロファージ浸潤を低減し,Porphyromonas gingivalis LPS(pg.lps)負荷時のDIOマウス単離腹腔マクロファージのJMJD3のアップレギュレーションを抑制することを明らかにした。炎症との関連におけるマクロファージ転換に関与するAPNとJMJD3の相互作用を解明するため,実験的歯周炎発症APN(-/-)マウスを用いてin vivoでAPNの機能喪失及び獲得実験実験とAPN(-/-)マウス由来マクロファージを用いたin vitro実験を計画した。APNはJMJD3とIRF4の発現,及びマクロファージ浸潤を調節し,歯周炎関連骨損失の抑制に寄与することを初めて明らかにした。が判明した。したがって,APNはJMJD3発現の調節によって抗炎症マクロファージ極性化に寄与し,マクロファージを標的としたエピジェネティック治療戦略基盤が提供された。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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歯の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  その他の脊椎動物ホルモン 

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