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J-GLOBAL ID:201602268104205690   整理番号:16A0427176

栽培条件の違いがイチジク「とよみつひめ」の降雨後の品質保持に及ぼす影響

Effect of Cultivation Method on Quality Stability of Fig Cultivar ‘Toyomitsuhime’.
著者 (4件):
資料名:
号:ページ: 60-64  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: Y0232C  ISSN: 2189-4876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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イチジク「とよみつひめ」の高品質栽培によるブランド化を推進するため,栽培条件の違いが降雨後の品質保持に及ぼす影響を検討した。試験は2か年実施し,栽培条件は露地と無加温ハウスで行い,果実の含水率,糖度(Brix%),果実表面の菌数およびカビ果発生率を調査した。含水率は栽培条件に関わらず,降雨に伴って緩やかに上昇したが降雨後はすぐには低下せず,元の水準に戻るには3日以上を要した。糖度は降雨に伴って緩やかに減少し,降雨後は元の水準に戻るのに3日以上を要した。露地では降雨に伴って果実表面の菌数が上昇したが降雨後は,菌数は速やかに減少し,2日後には元の水準に戻った。無加温ハウスは降雨による影響が小さかった。また,カビ果発生率は降雨に伴って露地で大きく変動したのに対し,無加温ハウスでは安定して低く推移した。以上の結果から,「とよみつひめ」のブランド化を図って,農家の所得を向上させていくためには常に高品質で食味の優れた果実の出荷が可能な無加温ハウス栽培が有効であり,今後さらなる導入推進が期待された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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果樹  ,  食品の品質 
タイトルに関連する用語 (4件):
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