文献

J-GLOBAL ID：201602270527882245   整理番号：16A0559199

非小細胞肺癌の放射線(化学)療法におけるDNA損傷応答のターゲティング

Targeting DNA Damage Response in the Radio(Chemo)therapy of Non-Small Cell Lung Cancer

著者 (10件)： LI Ling (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  ZHU Tao (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  GAO Yuan-Feng (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  ZHENG Wei (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  WANG Chen-Jing (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  XIAO Ling (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  HUANG Ma-Sha (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  YIN Ji-Ye (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  ZHOU Hong-Hao (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  LIU Zhao-Qian (Central South Univ., Changsha, CHN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 17  号： 6  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年06月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肺癌は世界中で高い発生率と死亡率を有する癌死の主要な原因である。最も多い肺癌として非小細胞肺癌(NSCLC)は人間の健康に対する恐ろしい脅威である。診断と外科的切除,放射線療法と化学療法を含む併用療法の改善にも関わらず,NSCLC患者の全体生存率は未だに低い。DNA損傷は肺癌の進行の主因であると考えられ,内在的なDNA損傷応答機構により通常は認識されて修復される。放射線(化学)療法耐性癌のDNA修復経路の役割は臨床の現場において非常に興味深い分野になった。一方,いくらかの研究は遺伝的及び後成的な因子がDNA損傷応答と修復を変え,NSCLCにおける放射線と化学療法の治療効果の変化をもたらすことを示した。この総説において,著者らは,NSCLCの放射線(化学)療法に対する反応において,DNA損傷修復に関与する遺伝子多型,およびmiRNAやlncRNAによる制御などの後成的な因子の効果に焦点を当てる。これらは個々のDNA損傷応答に基づくNSCLCの放射線(化学)療法に関する新しい情報を提供するかもしれない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *非小細胞肺癌 ,  *放射線療法 ,  *薬物療法 ,  *分子遺伝現象 ,  *DNA修復 ,  *DNA損傷 ,  腫瘍 ,  遺伝子多型 ,  アンチセンスRNA ,  RNA【核酸】 ,  遺伝的調節 ,  遺伝子 ,  ヒト
準シソーラス用語： ATM遺伝子 ,  *DNA損傷応答 ,  ERCC遺伝子 ,  miRNA ,  エピジェネティックス制御 ,  lncRNA ,  難治性腫瘍 ,  非コードRNA

分類 (3件)： 基礎腫よう学一般  (GE02010R) ,  呼吸器の腫よう  (GI04000G) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 非小細胞肺癌 ,  放射線 ,  化学 ,  療法 ,  DNA損傷応答 ,  ターゲティング