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J-GLOBAL ID:201602270531045338   整理番号:16A0934074

難分解性有機物の生分解は,生物活性炭装置における吸着-脱着ヒステリシスを克服することができる

Biodegradation of persistent organics can overcome adsorption-desorption hysteresis in biological activated carbon systems
著者 (5件):
資料名:
巻: 149  ページ: 183-189  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物活性炭(BAC)システムでは,吸着,脱離,生分解の組み合わせにより,難分解性有機汚染物質を除去することができる。これらのプロセスは,特に酢酸のような,より生分解が容易な有機物の存在によって,影響を受ける可能性がある。本研究では,難分解性の医薬品であるメトプロロールの除去についてこれらの関係を定量化した。酢酸は,メトプロロールの吸脱着に影響を及ぼさなかったが,それはメトプロロールの生分解性を非常に高めた。酢酸によって成長しているBACバイオマスの少なくとも一部は,メトプロロールを代謝することができた。しかしメトプロロールは,酢酸が枯渇した後にのみを変化を受けた。供給水中における酢酸のような易分解性有機物の存在は,従って,BACシステムにおけるメトプロロールの除去のために有益であった。メトプロロール吸着および脱着実験から得られた等温線は,BACシステムがヒステリシスの対象であることを示した。微生物によって行われるACの生物再生は,炭素がロードされたときの濃度と比較して,ACと微生物境界における濃度を2.7倍に低下させる必要があった。しかし,平均流入濃度(1.3μg/L)対MET分解微生物の閾値濃度(<0.08μg/L)を仮定すると,生物再生は実現可能であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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下水,廃水の物理的処理  ,  下水,廃水の生物学的処理  ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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