文献
J-GLOBAL ID:201602270618895970   整理番号:16A0624543

杯細胞はジャコウネズミ(Suncus murinus)の腸組織におけるぶどう球菌エンテロトキシンAの移行に関与する

Goblet cells are involved in translocation of staphylococcal enterotoxin A in the intestinal tissue of house musk shrew (Suncus murinus)
著者 (9件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 781-789  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:ジャコウネズミモデルを用いて,ブドウ球菌の食品媒介中毒の主要毒素であるぶどう球菌エンテロトキシンA(SEA)の胃腸組織への侵入部位を解明すること。方法及び結果:組換SEAをジャコウネズミに経口投与し,胃腸組織におけるSEAの局在を投与の30分後に免疫組織化学及び免疫電子顕微鏡法により研究した。SEAを腸上皮細胞サブセットにおいて及び空腸及び回腸の絨毛の粘膜固有層において見い出した。この知見を胃腸ループにおいてもまた見い出した。SEA免疫陽性細胞の形態特性により,杯細胞はSEAの侵入部位であることを示した。SEAは粘液排出杯細胞に侵入し,アリルイソチオシアナートによる粘液分泌の誘導により,強いSEAシグナルをもたらした。これらの結果から,杯細胞による粘液分泌はSEAの移行に重要であることを示唆した。結論:SEAは粘液排出杯細胞を介して腸上皮を通して移行した。研究の意義及び影響:胃腸粘液バリアを通した移行におけるSEAの侵入部位を研究した。この研究はこの細菌毒素の侵入部位としての杯細胞の重要性を初めて示した。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物起原の毒性  ,  腸  ,  中毒一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る