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J-GLOBAL ID:201602271924984749   整理番号:16A0931250

膜バイオリアクターにおける次亜塩素酸ナトリウムを使用した膜洗浄に対する微生物の応答:細胞保全性,主要酵素及び細胞内活性酸素種

Microbial responses to membrane cleaning using sodium hypochlorite in membrane bioreactors: Cell integrity, key enzymes and intracellular reactive oxygen species
著者 (6件):
資料名:
巻: 88  ページ: 293-300  発行年: 2016年01月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)は,通常,膜バイオリアクター(MBR)中の膜洗浄に使用される薬剤で,一種の消毒剤(酸化剤)であるが,微生物の生存能力を害する,あるいは,膜洗浄中に混合液への薬剤の拡散で微生物を完全に不活化することもある。本研究では,微生物に対するNaClOの,微生物細胞に対する細胞の保全性,代謝挙動(主要酵素)及び細胞内活性酸素種(POS)の観点からの影響を,各種NaClO濃度下で,体系的に試験した。活性汚泥中の微生物細胞が異なる割合で,NaClO投与量(5~50mg/g-SS)に依存して数分以内に損傷し,それに対応して,有機物をバルク溶液中に放出した。有機物分解,硝化作用及び脱窒作用に関連する主要酵素の阻害が,1mg/g-SS以上のNaClO存在下で観察され,有機物及び窒素の除去効率が減少した。細胞内ROS産生は1mg/g-SS以上のNaClO投与で減少し,微生物細胞に対するさらなる損傷を引き起こしているようであった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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用水の生物学的処理  ,  下水,廃水の生物学的処理 

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